恋華（れんか）

第23話「聖杯」



士郎とセイバーが家に帰ってくると違和感を感じる。
家の奥に行くと凛が、血を流して倒れている。

何とか、意識を保つのがやっとの状況・・・。

凛をやったのは、言峰。
イリヤを守れなかったことを謝る凛。
言峰が、7人目のマスターとは凛も考えてもいなかったようです。

凛「いい士郎・・・。これが最後の助言だから、きちっと聞きなさい!!」

・綺礼の目的はイリヤ。はじめから聖杯の器として利用していた。
　（イリヤは、魔術回路を人間にした子。）
・綺礼はいま、聖杯召還に最も適した場所、柳洞寺にいる
・あなたじゃ、綺礼にはかなわない。それでも戦う。

それに対し士郎、
「俺は、あいつと決着をつけなきゃいけない。10年前の孤児達の一人として、そして衛宮切嗣の息子として!!」

「じゃぁ、これあげる。」
短剣を差し出す。
疑問・・・、凛さん、その剣、いまどこから出したの？

アゾット剣
「ベースト」と叫びありったけの魔術を注ぎ込めば発動する。
「最後の忠告でなく命令!!　士郎やるからには死んでも勝ちなさい。私が起きたとき死んでいたら許さないから!!」

戦いに挑む前に、鞘をセイバーに返すことにする。
セイバーの魔力は上がるが、ギルガメッシュに勝てる保障はない。
士郎の回復力もなくなる。
でも、返すことにする。
この回復する力に頼り切っていた。
人は、殺されれば死ぬもの・・・だから・・・。



【決戦】

セイバーは、ギルガメッシュ
士郎は、言峰を倒すことにする。
どちらかが相手を倒せば、聖杯はやつらの手にはいらない。
役割分担とお互いの戦いには干渉しないことにする。

柳洞寺では、すでにギルガメッシュが待っていた。
10年前の戦いで、セイバーが浴びせた聖杯の呪いで現世にとどまっている。
この呪いこそ、サーヴァントをこの世に残す第3要素。
ギルガメッシュは、セイバーにこの呪いをどう飲ませるか。
セイバーをどう汚すか。どう、我が物にするか。
やっぱり狂ってます。
英雄王さん。


士郎は、言峰を目指す
イリヤが聖杯の生け贄として吊るされている。

聖杯からあふれ出す力。
この中に、あらゆる悪性、人の世を分け隔て無く呪うものが入っている。
聖杯の召還システムが出来てから、聖杯はまだ1度も完成したことがない。
あるときは召還に失敗し、あるときはお前の父がしたように破壊された。
こうまで完全な姿で聖杯が姿を現すのは初めて。
なぜ、そんな最悪なもの聖杯を呼び出すのか疑問の士郎。
それに対し言峰は、
「強いて言えば、娯楽だよ。」
「人間は、死の瞬間にこそ価値がある。」
「この身は、星の光を食べて生きている。」
「10年前の火災は悪くなかった。あのような地獄こそ、魂の炸裂。人における最高のきらめきがある。無念のまま朽ちる人間の叫びは、胸に迫るものがあっただろ。」
「歪であるかもしれないが、私ほど人間を愛しているものはいない。故に私ほど聖杯に適している人間もいない。」

言峰も狂ってます。

セイバーとギルガメッシュの戦いは、セイバーが圧されている。
エヌマ・エリシュを食らい。
次は、
「うまくよけろ」

宝具の嵐。
セイバーにダメージが蓄積されていく。

言峰は、10年前の復讐が出来ることを喜んだ。
それは、士郎が切嗣にそっくりだから。

「近親憎悪」
切嗣の行為はすべて感にさわった。
10年前、切嗣は命までとらなかった・・・。不愉快このうえない。
あれほど、冷酷だった魔術師が私を助けたことが・・・。
やつの過ちは、聖杯を壊しただけでこの聖杯戦争が終わったと思ったこと。
故に、この呪いに犯されたまま人生を終えた。
つまり、切嗣を殺したのは言峰。

切嗣と同じ末路をたどれ!!
「アンリ・マユ!!　この世の悪をすべて受けるが良い。」

さらばぁ～・・・士郎・・・。

これを受け、言峰と士郎の決着がついたと悟るギルガメッシュ
「士郎は、まだ生きている。士郎とのつながりを感じる。」

きさまも、あの聖杯の呪いを浴びれば、この世で肉を持ち、第2の生を謳歌できよう。
消して屈しないセイバー。
国と王についてお互いの考えを語る。
二人は、正反対の考えの持ち主。

だから、結果として
セイバーは、国によって滅ぼされ。
ギルガメッシュは、国を滅ぼした。


セイバー、英雄王に足蹴り一発入れる。
このシーンは、良かった^^
英雄王くたばっちゃえ～～と思っちゃいました。

「手加減は無しだ。消えろ!!目障りな女!!」

英雄王がついに本気に!!
セイバーを消し去るため攻撃に出る。
「エヌマ・エリシュ」
迎え撃つセイバー!!



次回
最終回「全て遠き理想郷」


次回、いよいよ最終回です。
セイバーの髪をおろした姿めちゃいいです。
多分消滅って感じかな、セイバーは・・・。


今回の意見として!!
戦闘シーンに盛り上がりがなさ過ぎる!!
最終バトルでしょうが!!
臨場感出してくれ!!
それに、言峰の言葉をバトルにかぶせるな。
それも、迫力がなくなっている一つ。
反省してほしいところです。

あと、凛が一瞬死んでしまったかと思いました・・・。

最終回ぐらい期待したいが、今までの流れからいくと期待薄か？
バトルに期待が出来ないなら最後はうまくストーリーをまとめて下さい!!


（C）TYPE-MOON/Fate Project