ぼけ～～～っと人生充電記！

中之島の公会堂の、道を渡って向い、大阪市立東洋陶磁美術館に行ったのが7月20日。と～～～～っても暑い日でした。
今まで何度も前を通り、一度行きたいと思っていたのに、「近いからいつでも行ける」というのが却って災して、なかなか行けずじまいでした。





念願かなってやっと行って来ました。




加彩婦女俑（唐時代・８世紀）


360° ゆっくりと回転して全身を見せてくれます。
こういう女性がこの時代の美女だったんでしょうなぁ。




青磁 水仙盆（北宋時代・11～12世紀）


大きな展示ケースの中にポツンと行かれていました。
その空間の美がまた良くて・・・




重要文化財　青花 牡丹唐草文 盤（元時代・14世紀）


手すりが付いていて見る方は疲れません。
こういう気遣いがうれしい。




重要文化財　緑釉黒花牡丹文瓶　　重要文化財　青磁 鳳凰耳花生
（北宋時代・11～12世紀）　　　　（南宋時代・12世紀）


国宝・重要文化財が多く展示されています。でもそんな指定がないものでもすばらしい物はたくさんあります。




自然採光展示


「陶磁器を自然光による露出展示に近い理想的な状態において鑑賞できる。」そしてここに展示してあるのがここの一押し！


国宝　油滴天目 茶碗（南宋時代・12～13世紀）






解説板には陶磁器の裏面から見た写真が貼ってあるなど、なにかと鑑賞者の立場に立った展示をしていました。 のんべんだらりと有る物を展示するのではなく、工夫を凝らして鑑賞者のための展示をする、クリエイティブ美術館やなぁって思いました。
平常展、とてもよかったです。（続く）
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