Dying Message

僕が最期に伝えたかったこと……

ホークス名鑑

2011-11-11 21:55:31 | é‡Žçƒ
 今年の日本シリーズは全試合地上波中継があるらしく、すると多くの人が目にする機会もありそうなので、決戦前夜、僕がホークスの選手を紹介したいと思います。キャッチは全部自分で考えました。普通の名鑑ぽいものではなく、関心のない人がホークス戦を観るきっかけになったらいいなー、というのが目標だったりします。

★川崎宗則(遊撃手)
鷹のチェスト。球界を代表する安打製造機も、今年は飛ばない統一球の影響からか不振。CSではヒットを量産し期待を抱かせるも、一番大事なところでポップフライ上げちゃった。実は守備があんまり上手くないのは内緒。イケメンなんで、まいっか。女子必見。

★本多雄一(二塁手)
鷹の韋駄天。去年に比べれば「ここ走る場面じゃねぇだろ!」的なスチールは減った気も。小技に長けた印象が強いらしく、解説者から「本多がバント失敗するなんて珍しいですね」というフレーズが頻繁に聞かれるが、頻繁な時点で上手くないってことじゃん(笑)。でも、守備の華麗さでは誰にも負けない。

★内川聖一(左翼手・指名打者など)
鷹のヒットメーカー。CSでは幾度となくチームに嫌なムードが漂いかけたが、そのたびに流れを変える一打を放った。ドラゴンズは彼を去年までと同一人物だって思わない方がいいよ。横浜DeNAベイスターズ時代とは野球に対するモチベーションがまるで違うから。ヒーローインタビューで常に空回っているのはご愛嬌。

★松田宣浩(三塁手)
鷹のまばたき王子。某都知事よりも高頻度でぱちくりしている。根っからの天然タイプで、CSでホームランを放った際、チームメイトからどんな球だったか聞かれると「白い球でした」と答えたらしい。同様にプレーでも掴みどころがないけど、統一球で25ホーマーてのは大したもんだ。秋山監督、カブレラよりこっちを4番で使ってね。滞空時間の短いホームランが特徴。

★アレックス・カブレラ(一塁手・指名打者)
鷹の入れ墨王子。当初は隠していた腕の入れ墨がやがて解禁されるも、しばらくすると彫り物部分が増えており、再び長袖のアンダーシャツに戻された。統一球の影響か年齢的な衰えか、往年の威圧感はもうない。まだペタジーニの方が頑張ってたよ。なぜか4番起用されたCSでも案の定の大ブレーキ。

★小久保裕紀(一塁手・指名打者)
鷹のキャプテン。ここぞのチャンスに強い印象はあるものの、相次ぐ故障で最近はそれ以前の問題のような……。どう考えてもファーストは明石を使った方がいいと思うけど、本人が辞退しない限り、不動のレギュラーの座は揺るがないのです。

★多村仁志(右翼手)
鷹のメール王。なぜかスポーツニュース「going」によくメールを送ってる。今年は打撃に苦しんだが、CSではまずまず頑張ったかな。守備ではレーザービームも炸裂したし。ただ、もう長打は期待しない方がいいのかも。

★長谷川勇也(中堅手・左翼手)
鷹の選球眼キング。まぁ近頃は露骨な四球狙いも減ったけど。元来は流し打ちが得意なタイプで、それゆえインコースを執拗に突かれ伸び悩んでいたものの、最近はライトに引っ張れるようになったことでヒットを量産している、というのがオレの見立て。バントは超下手で、成功率は恐らく打率より低い(笑)。レフト守備も不得手。

★細川亨(捕手)
鷹のマルモ。登場曲は西武時代から氷川きよしの「ズンドコ節」だったが、チームメイトのいたずらで「♪マルマルモリモリ~」に変えられてしまった。巧みなリードで、大場や岩嵜といった伸び悩み気味な若手投手らを軒並み覚醒させた。打撃はピッチャーレベルだがバントが上手いので問題なし。ヒーローインタビューはもうちょい頑張れ。

★山崎勝己(捕手)
鷹のパン祭り。杉内・和田両エース登板の試合でマスクを被ることが多かったが、和田については細川に寝取られちゃったみたい。彼もまた打撃が得意ではないが、難しい球を拾ってライト前に落とすことが多い、気がする。あと、最近はセーフティバントの構えがマイブームな模様。

★松中信彦(左翼手・指名打者)
鷹の3冠王。落合博満以来の3冠王も短期決戦には弱く、ホークスCS敗退の陰には常に彼の凡退があった。故障を押しての出場となった今年も嫌な予感がよぎったファンは多かったはずだが、何と代打満塁ホームラン! かく言う自分も全く期待はしておらず、松中さん、本当にごめんなさい。今季はレギュラーシーズンでも頑張ったよね。内角のボールをファールにせずライトポール際に放り込む技術は球界随一。

★明石健司(一塁手など)
鷹のスリベースヒッター。小久保の故障で出場機会が増えた後半に打撃が覚醒。大車輪の活躍で優勝に貢献した…と思ったら、そのキャプテンが戻ってきて再び守備固め・代走要員に。もったいねぇよなぁ。川崎がマリナーズに移籍するまでの辛抱だ。

★福田秀平(左翼手・右翼手など)
鷹のダルビッシュキラー。長らく代走の切り札に甘んじていたが、明石と時を同じくして打撃覚醒。優勝に大いに貢献した。彼が塁に出ると高確率でホームに帰ってくる。ヒーローインタビューで大失態を犯した件は忘れてあげましょう。

★城所龍磨(中堅手)
鷹のファンタジスタ。ミスター守備固め。あまりの守備範囲の広さは、不意を突かれた審判がダイレクトキャッチの打球をヒット扱いしてしまうほど。ただし、彼が出てくると試合開始時にセンターを守っていた長谷川がレフトへ回り、そちら方面がザルに……。打撃はダメだけど、もはや誰も期待していない(笑)。

★ホセ・オーティズ(指名打者・左翼手・一塁手)
鷹の家族思い。奥さんや子供がヤフードームに来ると高確率でホームランを放つ。じゃあ今年はあんまり来なかったってことなのか(笑)。来季の契約はかなり微妙と見るが……。

★杉内俊哉(投手・以下同)
鷹の泣き虫エース。不振だったとも言われる今季だが、夏場に調子を落とした時期があったのと、あとは援護に恵まれなかっただけ。去年よりはよっぽど頑張ってるよ。苦手のCSでも、今年は白星こそ付かなかったものの涌井と死闘を繰り広げた。両エースがマウンドで号泣する試合なんてなかなかお目に掛かれないよね。本当に素晴らしいものを見せてもらった。

★和田毅
鷹の理論派エース。コントロールがいいとよく言われるが、実際は逆球多し。でも、それでしっかり三振の山を築いちゃったりするから油断ならない。

★DJホールトン
鷹の勝ち星ハンター。去年の不振から一度はクビになりかけたが、何とか契約に漕ぎ着けると今季は田中マー君と並んで最多勝投手に。タイトル獲得の裏にオリックスバファローズの犠牲があったことを我々は忘れてはならない。

★攝津正
鷹のポーカーフェイス。と言いつつ、去年、中村紀洋にデッドボールを与えた際は相当に動揺していた。まぁ相手が下品な脅し方をしてきたからしゃあない。防御率はさほどでもないが、それはたまに息抜き的な大炎上があるがゆえ。普段は球界屈指の制球力と魔球シンカーを武器に相手打線をきりきり舞いにする。ヤフードームにて結成されたリリーフユニット「SBM48」の一員だったが、音楽性の違い…ではなく、彼の先発転向に伴いユニット自体が空中分解。

★岩嵜翔
鷹のエース候補。甘いマスクとは裏腹に、ヒーローインタビューで「エースになります!」と宣言するほど熱いスピリッツの持ち主。今年初勝利を収めたことは昨シーズンからプッシュしていた僕としても喜ばしい限りだが、もう一段ステージを上がってゆくためにも真っ直ぐを磨いてほしい。あまりに細身なのでウエイトを増やした方がいいかも!?

★山田大樹
鷹の苦労人。昨季、育成枠から支配下登録を勝ち取ると、今年は先発ローテーションに定着した。特にファイターズ戦では無類の強さを発揮する。ヒーローインタビューで当時チーム内にて流行していたお国言葉を振られると、速攻で「無理です」と返した。他にもピッチングの感想を求められ「お腹減りました」と答えるなど、ハートの強さには定評が。批判的な人もいるだろうが、僕は嫌いじゃないっすよ。

★大隣憲司
鷹のチキンハート。ただし、今年は表情からも余裕が見て取れるようになり、メンタル面の不安は幾分解消されたか。最終戦の中継ぎ登板以外は好投した今季だが、巡り合わせの悪さで投げる機会自体が少なかった。Kスタでマー君と投げ合った試合なんてすごかったんだけどなぁ。個人的には力を出し切れば素質は日本最強級と思ってる。

★大場翔太
鷹の宇宙人。ヒーローインタビューで「親友の岡部くん」という謎キャラを召還した。唸るような剛速球を投げる日もあれば、キャッチャーミットと大引選手の頭を見間違える日もある。そんなところが宇宙人。今年は坊主頭を披露したが、和田に帯同した自主トレでこっそりお菓子を食べているのを見咎められたためらしい。何だかんだでみんなに愛されてる。オイサー!

★金澤健人
鷹の縁の下の力持ち。語呂が悪いよ(笑)。他球団では微妙な立ち位置のリリーフだったが、SBM48に触発されて覚醒。攝津が先発転向した今季は勝ち試合での登板も増えた。

★森福允彦
鷹の精密機械。かなり小柄な体格だが、変則的なフォームから繰り出されるスライダーにシュート、つまり横の揺さぶりで相手打者にバッティングをさせない。左のサイドスローながら右打者もさほど苦にしない。チームに欠かせぬセットアッパー。

★ブライアン・ファルケンボーグ
鷹のサイボーグ。2mの長身から投げ下ろす直球は威力抜群。フォークのコントロールも良く、彼を打ち崩すのは容易ではない。図体がでかい割に耐久性が低く、連投が利きづらいのが弱点か。普段は主に8回より登板するが、馬原不在時はクローザーも務めた。

★ヤンシー・ブラゾバン
鷹のベビーフェイス。よく見ると赤ちゃんのような可愛い顔なので(笑)。守護神の故障により今季途中から加入した助っ人だが、勝ち試合での登板は少なく、すごいのかすごくないのか、ファンも判じかねている。まぁ真っ直ぐは速いけどね。

★吉川輝昭
鷹の便利屋。昨季途中にトレードで加入したリリーバー。「いい投手を使うほどじゃないけど藤岡だと不安だよねー」的な場面で登板することが多い。チームにとってこういう存在は貴重なのよ。

★馬原孝浩
鷹の守護神。今年はお母さんを亡くした影響で春先に大不振。見るからに頬がこけており、精神的に相当辛かったんだろうなぁ。しかし、2軍降格ののち、元通りの絶対的守護神として戻ってきたのはさすが。ちなみに僕も現在激痩せしていますが、両親はいたって元気です(笑)。

 書くのにかなり苦労したんで、読んだ人は必ず日本シリーズを観るように(笑)。


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