木蓮☆つれづれなるままに

午後４時半ころ、出稼ぎ先から帰ってきたら、
旦那がなぜか家にいた。

点滴が５０分くらいかかるから、
それまで病院にいてもしょうがないので、帰ってきたそうな。

何分くらいで終わりそう？
多分、４時４０分くらいかな？
じゃあ、私が行ってくるわ。
それから、血液検査の結果を教えてくれるって言うから、
わかった

と、バトンタッチで病院へ。

さっすが、風邪の季節到来って感じ。
ここにいたら、風邪移されるぅ・・・と思い、
受付の待合室から逃げるように、処置室の前にいく。

１０分くらいしたかな・・・
処置室からたんぽぽがでてきた。
オイラの顔をみるなり、
（いつ、お父さんじゃなくお母さんにかわった？？）
って顔をしてた。

ねぇ、肉まん家にあった？
へぇー？腹痛え！盲腸かもって言ってたヤツが、何をいう～と思ったら、
だって、お父さんが「中華まんでも食うか？」っていってピザまんと肉まん買ってくれたんだよ。でも、点滴になっちゃったし食べるひまなかったから・・・腹減ったぁ～、食いてぇ、肉まん！

ないんじゃないの？冷めちゃったらまずいから、気を効かせて食べちゃうかもね、アンタのお父さんならやりかねないな。
というと、
電話、貸して！
すると、
たんぽぽちゃん、あ、おねえさんが来たの？
？？？
たんぽぽちゃんのお姉さんでしょ？あちらの方！？
とオイラを指差す。
（ヒョエ～？？）・・・
え？？もしかしたら・・・たんぽぽちゃんの、お、お母さん？？
そです。
えぇぇぇ？？
タハハ・・・
（笑いながら）３番の部屋にはいって待っててね。血液検査の結果が出たから、先生のお話あるからね。
でも、びっくりした。お母さんはうれしいわよね。お姉さんに見られたんだから。でもたんぽぽちゃんは複雑かなぁ？アハハ・・・
・・・
オイラ、いよいよお姉さんすよ。たんぽぽの。どーよ！！
でも、後から冷静に考えると、ただ単に背がちんちくりんでたんぽぽの背と大差ないからか・・・？それともマジで顔を見て判断したのか？
うーん、悩む

３番の部屋でシバシ待っていると、先生が登場。
あれ？さっきはお父さんだったはずだけど・・・
ッて顔してたら、看護婦さんがすかさず「たんぽぽちゃんのお母さんです」
いやー、そんなにお母さんを強調しなくったってねぇ・・・

ということで、
検査結果は、
「白血球数も正常だし、今回の検査では異常が見られないね。ちょっと様子を見ましょう。のどが少しあかいね。うがいをよくしてね。ではうがい薬と胃腸薬を４日分だしておきますからね。」

ということだった。

結局、散々騒いだ挙句、たいしたこと無いってことだったわけだ。
しいていえば、「急性胃腸炎」？ってとこ。
ただの腹痛だったってことだな。

後で、医学全集を調べたんだけど、やっぱり盲腸って言うのは、
ものすごくお腹が痛くなって、ゲーゲーと吐くらしい。また、初期段階ではお臍の周りが痛くなり、そのうち右下のあたりが痛くなるという。だから、丑三つ時に右下のところをさすっていたのは違うってことだ。
それに、激しい嘔吐は無かったし。

最初、なんで血液検査？って思ったんだけど、
思い出した
盲腸だったら白血球数が正常値の２倍から２.５倍に増えるんだった・・・
私の父が腹膜炎一歩手前！ってとき、母がやっぱり白血球数が異常に増えているって言ってた。
それより、あの時の父は脂汗と激しい嘔吐、激腹痛でこんな父を見たことがなかったオイラはただ事ではない！と小さいながらに思った（当時７歳くらい）

そしたら。
あれだけ腹痛ぇ・・・って言ってたのに、
診察後はウソのようにピンピンしてる。

で、肉まんの行方が気になって、
たんぽぽ父に電話、出かける寸前の父を捕まえて、無事肉まんを確保し、うれしそうにムシャムシャ食べていた。

それから、２週間前に予約していた歯医者さんに慌てて出かけ、歯を見てもらって、家に帰ってきたのが６時少し前。

ふぅ・・・
長い、なが～い一日でした。

そうそう、
歯医者さんに向かっている車での会話。
あのさ、あたしがお腹痛くなったのは、賞味期限過ぎていた納豆食べたからかな・・・
・・・（あきれて何もいえない）

とにかくなんとしてでも理由をつけたいたんぽぽなのでした。