木蓮☆つれづれなるままに

移動のシーズン

娘が卒業して早1年。新たな卒業生が旅立った。今日は修了式。
仕事してたら、いきなり「お母さん、今日5時にね、○○先生が教育委員会に移動になってその離任式があるみたいだから、いってくるね」と連絡が入った。

この先生は娘の担任にはならなかったが4年間ずーっと「隣の先生」として同じ学年にいた。まず熱心な方だった。いまどき珍しいくらい。年のころでは私より２つ３つ上かな？アウトドア大好きで、娘が5年生のときの林間学校は「少年自然の家」の宿泊施設を使わず、ブルーシートと4本の紐、寝袋だけで、野宿をした前代未聞の学年となった。（後にも先にもこの学年のみ）

6年生のときは、総合学習の時間で1年かけて「竪穴式住居」を作ってしまった。木の伐採や萱の調達など、子供たちでがんばれるところはやったけど、親の要請が多かったな。で何とか完成し、竪穴式住居の完成式と卒業記念とで、またもや野宿を決行。とにかくすごい学年だった。それだけ親と親密な関係が築けなかったら不可能だったに違いない。ま、その先生にゾッコンとなったお母さん方が月1度飲み会を開いていたようだけど。それから派生して、卒業後は「つくし隊」なるものを作って、ＰＴＡの裏舞台として、清掃など行ったらしい。木蓮はそこまで、熱心な信者ではなかったので、卒業後はノータッチだったけどね。

その先生が、このたび教育委員会の方に行かれるとのこと。たぶん「先生を教育する立場」になられるという話は2年位前から聞いていた。しかし娘たちが卒業するまでは・・・と拒み続けたらしい。
ということは、「つくし隊」は教祖である先生がいなくなったらどうなるんだろう？
それより、「竪穴式住居」はどうなるんだろう？まさか・・・・
たのむから、
「わたしには、誰も連絡しないでくださ～い。」
そうだ、地中深く穴でも掘ってもぐるか・・・。