「きつねのるーと」と「じーん・だいばー」のお部屋

前から撮影をしてみたいと思っていたユリノキの花の撮影に成功しました。
でも、この花。新しい木や枝にはつかないようですね。ちなみに、ネット上では百合に良く似た花を咲かせるとか、チューリップに良く似たとか言われていましたが…どちらかと言うとチューリップかな？ユリっぽいとも言えなくは無いですけどね。

この樹の命名は、大正天皇が皇太子であった頃に命名されたと言われてます。一部ネット上では昭和天皇が皇太子時代にとも言われていますが、日本に輸入された年代からすると大正天皇の命名だったと推測されますね。日本で一番古いユリノキは新宿御苑にあるのですが、このユリノキも、それに負けず劣らず古いものらしいです。ですから、結構巨大です。

高層住宅の高さとタメを貼っているのが判るかな？
少し無理っぽいかな…

ちなみに、ユリノキの若い樹は思いっきり細いので、一見してそれと判りにくいのですが、この葉っぱをしていたら、それは間違いなくユリノキです。幹の細さからすると信じられないくらい背が高い、ひょろっとしたイメージです。コレには驚きました。一番以外だったのは、私の住んでいるとこの横に植わっていた植えたばかりのひょろっとした若木がユリノキだったことです。その若木も２０年も経つととんでもないサイズになっていそうでちょっと楽しみです。それまでそこに住んでいられるかどうかはかなり疑問ですけどね…。

なお、もう花の時期は終わりつつあるようでユリノキの周りにはこのように朽ちた花びらが落ちていました。

撮影：2006/5/19 　機材：コニカミノルタ　ディマージュＺ５