前回の掲示物のデジタル化のつづきです。
最近、大きな総合病院へ行くと待ち時間の表示や患者さんの呼び出しに大画面ディスプレイを使用したシステムをよく見かけます。
ITがこれだけ普及した世の中では今や珍しいことはまったくなく、PCとディスプレイとアプリケーション(パワーポイント等)があれば簡単にできてしまいます。
パワーポイントのスライドショーを利用した情報のアナウンスのメリットとしては
・動く情報なので注目を受けやすい=患者さんに読んでもらえる
・情報の内容変更が簡単にできる
・出力の必要がない(ペーパーレス)
・自作の掲示物(A4~A3程度のプリントアウト)より圧倒的に大きく表示できる(大型ディスプレイ使用の場合)
・掲示物と違いスペース的な制約(限られたスペースの中で発信できる情報量)がない
・見た目もデザイン的にもスッキリとすることができる
などが挙げられます。
もうひとつ、提案を勧める訳は、なんと言っても以前に比べてローコストで実現が可能になったということです。
・PC本体(高性能なものは不要。入門機レベルのもので十分)
・パワーポイント(今やプレゼンの定番。ドクターの方でも使用されている方がかなりいると思います)
・大型ディスプレイ(この価格が大幅に下がったことがお勧めできるようになった第一の理由です)
※大型ディスプレイ参考HP :http://www.bydsign.co.jp/
今やこの価格で大画面が手に入るんですね!
技術革新万歳!
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クリニックの待合室には必ず何らかの掲示物が貼られている。
・「月の初めの保険証の確認について」
・「携帯電話のご使用について」
・「個人上保護法施行に伴う~」
・「歯の衛生週間のお知らせ」
など患者さんへお知らせしたい様々な情報が地味に、そして雑然と発信されている場合が多い。
これで本当に患者に伝わってるのかな?
そもそも、患者は呼んでいるのだろうか?
掲示しても患者に情報が伝わらなければ意味がないのでは?
掲示物を壁に貼っただけで情報が伝わっている気になっているのでは・・・?。
と疑問に思うことが多い。
何かよい方法はないだろうか?
そこで私がご提案させていただいているのが掲示物のデジタル化です。
具体的は方法は次回投稿にて。
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勉強のために様々な歯科クリニックをご紹介していただき数多く見学をさせていただいてまいりますが、訪れた先のドクターによく言われる事があります。
それは「床材」についてです。
「床が汚れやすくて困っている。何かよい床材はないかなあ?」
「床のこの汚れってどうにかならないのかな?仕方ないことなの?」
と、こんな感じです。
確かに床材メーカーからは抗菌性や耐薬品性を顧慮した医療施設を対象とした床材が存在しますが、それを使用しても今のところ問題は解決しないうようです。
床材メーカーとドクターによる共同開発の理想の床材とかできるといいのに・・・。
床をきれいに保つ秘訣
1.こまめに手入れをする(毎日、診療終了後、スタッフに掃除をする習慣をつける。これは必須です。)
2.クリーニング会社を依頼する(月に1回位の頻度でプロの掃除屋さんにお願いしワックスをかけてもらう。コストがかかりますが・・・。)
3.スリッパ仕様にする(確かにスリッパ仕様のクリニックは床が汚れにくいと実感しています。)
設計者としては何らかの解決策を必ず見つけ出したいものです。
近いうちに必ず見つけ出します!ご期待ください!
具体的な床材の紹介は後日、別投稿にて。
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「私も、もの作りが大好きでビフォアー・アフターは毎週欠かさず見ているんですよ。」
なんて方に良く遭遇します。
その度にコメントに困ってしまいます・・・。
正直に言うべきか・・・、夢を待たせておくべきか・・・。
そんな時に、以前あるクライアントから言われたこんな言葉を思い出します。
「○○さんのような仕事(デザイナー)は我々(クライアント)にある種、夢を売る商売なんですよ。」
そんな言葉が脳裏をかすめ「あの番組はかなり脚色されてますよ。現実はあんなんじゃないですよ。」なんて到底言えません。
しかし、メディアの力は偉大です。
いいも悪いも含めてですが・・・。
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我々、設計者はクライアントに対して常に最良の空間を提案したいと考えています。
その設計者魂と言いますか、デザイナーズ・スピリットと言いますかが時折、邪魔をする時があります。
これでどうだ!なかなか上手くまとまったぞ!。自信作になるかも・・・!
なんて思いを胸にクライアントへ提案すると
「確かにカッコいい!だけどこの地域では浮いてしまうんじゃないかな?」
「銀座、青山ならいいけど、ここじゃお高く留まりすぎじゃない?」
なんてことがよくあります。
決してコストアップしている訳ではないのに・・・。
しかし、クリニックが、ある種、商業施設である以上、仕方がないことなんですね・・・。
「地域性」と言うキーワードは実はデザイナー泣かせな一面を持っています。
クライアントの皆さん、この苦しみを分かってくださいね 。
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プロジェクトを依頼される際に設計と施工について説明をすることが多い。
一般の方は意外と知らないようなのでこれも建築家やデザインナーの使命と思っています。
■設計者
紛れもなく設計をする人。
建築や内装の設計を職業としいる人。
設計のプロ。原則、施工(工事)は行わない。
クライアントの要望に対して設計を通して利益還元をする人。
■施工者
設計者の設計図に基づき工事を行う人。
建築や内装の工事を職業としている人。
施工(工事)のプロ。
設計部署を持った施工会社も多数ある。
一般の方は設計=施工という理解の方が多いようです。
基本的には設計と施工は別物です。
詳細は後日、別投稿にて。
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クリニックの内装工事の予算の目安として「坪単価」が存在します。
1坪当り幾らで工事が出来るかというものです。
最近「坪単価」という言葉が一人歩きをしているように思えます。
「坪単価」と言うのは、ひとつの目安に過ぎず、様々な条件によって変化するものなので
単純に比較は出来ないものなのです。
例えばテナントでの開業の場合で考えてみると
テナントがどのような現状なのかによって坪単価は大きく変わってきます。
床、壁、天井が
・完全なスケルトンの場合
・LGS下地のみの場合
・PB下地のみ場合
・完全に仕上がった状態の場合
さらに
・撤去工事があるのか
・空調は新設or既存利用
・照明は新設or既存利用
などによって工事の範囲や量が変わってきます。
よくある話として「坪単価○○万円」と表記し、ローコストなイメージを与えて
目立たないところに(ただし設備工事は別途)なんてこともありましたのでご注意。
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以前、「換気扇-1」にて歯医者の臭いについて投稿しましたが
先日あるドクターにその話をし、やっと臭いの基(原因)が分かりました。
FC(フォルムクレゾール)と呼ばれる薬品のようです。
ドクターにとっては当り前なのかも知れませんが
私たちにとってはFCの臭い=歯医者というイメージですね。
その後、ネットにていろいろと調べましたがあまり体によい薬剤ではないようですね。
FCに代わる薬剤はないものなのでしょうか?
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私が歯医者と聞いて思い浮かべるのは、あの独特の臭いと音です。
多分、多くの方がそう思うのではないでしょうか。
そして、それが歯医者嫌いな原因と言う方もかなり存在すると思います。
私の場合、音は歯を削る以上、骨を通じて感じてしまうので仕方がないと諦めがつくのですが
クリニックが臭うのも苦手ですが帰宅後に自分の服に染み付いた臭いが更に苦手です。
そんなことから私の設計するクリニックは換気には十分配慮するようにしています。
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クリニックは地域密着型事業ですので地域性を無視することはできません
内装のイメージ、看板のイメージ、平面プラン、細かなことを言えば待合室に置く雑誌に至るまで、地域性や年齢層等を考慮して決定する必要性があります。
例えば子供が多い地域であればチャイルドコーナーを設けたり
老人の患者が相当数見込まれる場合は落ち着いた内装にするとか
田園風景の広がる郊外ならば床のメンテナンス性を考えスリッパ仕様にするなど・・・etc。
患者あってのクリニックですから完全無視はできませんよね。
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アピールしたい、伝えたえたい内容をターゲットに確実に伝えなければなりません。
つまり目立たなければ意味をなさないと言っても過言ではありません。
そこが、難しいんですね。
単純に目立つ広告・看板というのはそれほど難しいことはないと思います。
街で見かける目立つ看板の代表であるパチンコ屋を考えればお分かりでしょう。
とにかく派手!
派手=目立つ
確かにそうなのですがその公式がデザイナー泣かせなんですね。
デザイナーの立場としてはクリニックという施設のイメージもあるので品があり、お洒落でカッコイイ看板を目指したいのですが品を出し、お洒落でカッコイイ看板と目立つということの両立がとても難しい!。
今後、その2つの両立できる私なりの解決策を必ず見つけ出したいと思っています!。
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クリニックを計画する際、土足にするかスリッパにするのか皆さん悩みどころのようです。
私は断然、土足推進派です。
(理由-1)
衛生的理由。やはり誰が履いたかわからないスリッパにはちょっと抵抗を感じます。
(理由-2)
靴を履き替える行為がどうしてもナンセンスに感じてしまう。
特に冬場のブーツを履いた女性が入口付近で腰を下ろしてまごまごしている・・・。
決してスマートではないですよね。
メンテナンス性を考えると確かにスリッパの方が有利ですが患者本位に考えるのであれば土足仕様ではないでしょうか。
他業種を例に見てもスリッパに履き替える病院や美容室はかなり減っているのではないでしょうか。
それでも、どうしてもスリッパにしたいという方には診察室のみをスリッパにすることを私はお勧めしています。
そうそう、地域性の考慮もお忘れなく。
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医局と院長室は生産性のないバックヤードであるため最小限にとどめたい気持ちは分かるのですが、本当にこんな狭くていいのですか?と思うクリニックを多く見かけます。
今までに見たクリニックで最もすごかったのはスタッフ二人が椅子に座ると医局の扉が閉めることができなくなってしまう医局。
これはすごい!ただ、それだけでした。
確かに考えようによってはあまり快適な医局と言うのも問題なのかも知れませんね。
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最近のクリニックには必ず洗口コーナーがあります。
洗口コーナーと患者用トイレはクリニックのイメージ印象付ける重要な要素のひとつです。
そのため、ほとんどのドクターが洗口コーナーとトイレは気を配るように言われます。
私個人としても同感です。
トイレの汚い施設にはあまり良いイメージは持たないものです。
女性であればなおさらでしょう。
しかし、そんなに気を使って設計した洗口コーナーも使い始めると清潔を維持することはなかなか困難なようです。
通常、洗口コナーと患者用のトイレは待合室に隣接して設けられるせいか
なかなかスタッフの目が行き届かないようです。
歯科医院という施設柄、利用者のほとんどが口を漱ぐという行為であるため
使用後はどうしても細かな不純物で汚れてしまいます。
本人はまだしも、次の利用者の心理を考えるとたまりません。
ファミリーレストランのトイレでさえ1時間おきにスタッフがチェックを行い清潔に保つ努力をしています。
歯科医院であればなおさら、ファミレス以上のチェックが必要ではないでしょうか 。
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最近、とあるクリニックに訪れた際のことです。まだ診療時間中でしたので待合室で待たせていただきました。
その際、受付スタッフの動きをずっと観察していて思ったことがあります。
それは「受付に椅子は不要ではないか?」ということです。
30分位の受付スタッフの動きを見ていると、とにかく忙しい。患者さんが来れば受付を。電話が鳴れば電話応対を。ドクターに確認が必要な場合はドクターのもとへ。お会計の際は会計業務をし次回の予約を・・・などなどとにかくバタバタしています。
当り前ののように椅子を置いてあるがゆっくりと椅子に座ってなんていられない。といった感じです。
それなら椅子なんて不要なのでは?と思ってしまいました。
確かに改めて考えてみれば、ホテルの受付は立ったままの対応ですし、業態が比較的似ている美容室でさえ受付は立って対応している。
もしかすると、クリニック業界でもこれからの主流になるかも知れませんね。
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