バーバー銀巴里、カフェゆう
所在地:文京区 根津2-13-4
構造・階数:木・2(屋根裏3)
建設年:昭和初期
解体年:2013(平成25)
Photo 2007.2.3
前項の九ちゃん(3軒長屋)と同様、不忍通りの東裏側の通りにあったモルタル看板建築で、九ちゃんの北側。写真の時点では手前側2間が「カフェゆう」、奥の1間が「バーバー銀巴里」だったが、1990年代頃までは手前側は近藤電気商会だったそうで、下記「ぼくの近代建築コレクション」には1990年当時の写真が掲載されている。
1935(昭和10)年の火災保険特殊地図には「床や」と記されており、また下記サイトには「昭和初期に建った米屋」という記述があるので、昭和初期に床屋と米屋として建てられたものだったようだ。
バーバー銀巴里は2010年頃に廃業、その後、建物は2013年後半に解体されて建て替えられた。カフェゆうは新しい建物で引き続き営業している。
Photo 2010.9.29
少し離れた場所から見ると、後方にギャンブレル屋根の屋根裏があったことが分かり、この一角の2階建ての中ではやや大型の建物だった。
なお、手前は次項の「あさひや」
近藤電気商会、他/根津2丁目 - ぼくの近代建築コレクション
Tokyo Lost Architecture
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