きゃりーぱみゅぱみゅさんが世界でブレーク?! 5/23に発売された日本人歌手、きゃりーぱみゅぱみゅさん（英語ではKyarypamyupamyu）のアルバム『ぱみゅぱみゅレボリューション』が、iTunes Store「Top Electronic Albums」部門のアメリカ、フランス、ベルギー3カ国の
最新ランキングにて1位をゲット中!!!
昨年デビューしたばかりの日本人歌手が、いきなり海外でヒットしちゃってる理由は、ユーチューブ（Youtube）。2011年7月20日発売の「
PONPONPON」、2012年1月11日発売の「
つけまつける」、2012年4月4日発売の「
CANDY CANDY」の斬新なミュージック・ビデオが海外でも話題を呼び、その再生回数はそれぞれ数百万回～数千万回!!!を突破。
インターネット上の各種ソーシャル・メディアを通じて海外でも話題になったことから多くの人々の注目を集め、iTunes Storeで曲が売れてるというわけ。また曲を作ってるのが、
すでにPerfumeの曲で海外でも評価されてる中田ヤスタカさんで、曲そのものが良いというのもこのヒットの大きな理由の1つだと思います。
それから、日本ではあまり知られていないと思いますが、日本のファッション、特にこのきゃりーぱみゅぱみゅさんのような「原宿系ファッション」は、近年、アメリカの若者の間でスーパー・カワイイと大評判。今や日本人じゃなくて、アメリカ人が中心になって「原宿系ファッション」を広めるトレンドも・・・。
昨年11月には、日本が大好きなアメリカ人歌手兼ファッション・デザイナーのグウェン・ステファニー（Gwen Stefani）さんのファッション・ブランド、「ハラジュク・ミニ」が、米国最大手小売チェーン店の1つ、ターゲットとコラボして、
「ハラジュク・ミミ・フォー・ターゲット」（Harajuku Mini for Target）を発売して話題となりました。
つまり、
アメリカには、日本発のきゃりーぱみゅぱみゅさん的なキャラクターに対する潜在的な需要と言いますか、消費マーケットがかなりあるんです。で、プロデューサーでもある中田ヤスタカさんは、ミュージックビデオとかうまく使ってそのマーケットを極めてきっちり狙ってる感じ・・・。非常によく海外の動向を見てると思います。
いまいちよく分からないという方は、以下の「ハラジュク・ミミ・フォー・ターゲット」のテレビCMをご覧ください。アメリカ人が作ってるのに、まさに、きゃりーぱみゅぱみゅさん的な世界観が表現されてまして（舞台は原宿ですし）、このジャンルの潜在的な需要の高さが一目瞭然です。
〔ご参考〕
・
http://kyary.asobisystem.com/：公式サイト
原宿系ではありませんがレディ・ガガさんも日本のファッションを高く評価してまして、より幅広い層で日本文化の人気が高まってるとも言えます。今後、中田ヤスタカさん的な方がどんどん出てくることを期待します。
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