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福島水産物ISD国際紛争の判例はここで見ることができる

登録:2019-05-08 21:15 修正:2019-05-09 07:55
「国際紛争判例閲覧ポータルサイト」開設 
国際紛争415件の解説も
スイス・ジュネーブの世界貿易機関本部=資料写真//ハンギョレ新聞社

 韓国の福島水産物輸入規制禁止措置をめぐる韓日紛争で、韓国に軍配をあげた世界貿易機関(WTO)の判例はどこで見られるのだろうか。国際紛争の判例に簡単に接することができるウェブサービス「国際紛争判例閲覧ポータル」(disputecase.kr)が9日開設された。

 産業部はこの日、国際紛争の判例415件を解説したホームページを公開した。ホームページには主要判例について、事件の概要と背景、主要争点、判決文要旨、解説と評価が載せられ、検索やファイルのダウンロードも可能だ。

 ホームページの通商・紛争判例解説メニューには、韓日水産物紛争で注目された「衛生および食物衛生措置に関する協定」(SPS)関連事件も掲示されている。農業、反ダンピング、補助金、繊維衣類など計117件の世界貿易機関における通商紛争の判例の解説も入れられた。投資家-国家間訴訟(ISD)メニューでは、国際投資紛争解決センター(ICSID)が公開した英文仲裁判定164件に対する韓国語解説も読むことができる。国際司法裁判所(ICJ)、常設仲裁裁判所(PCA)、常設国際司法裁判所(PCIJ)で扱われた国際紛争の判例134件の解説も別途のメニューで構成された。

 産業部関係者は「主要な国際紛争の判例の解説をまとめて見ることができるので、紛争担当者のみならず国際関係業務従事者や関連学界にとっても有用な情報になるだろう」と話した。

チェ・ハヤン記者 (お問い合わせ [email protected] )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/marketing/893028.html韓国語原文入力:2019-05-08 11:03
訳J.S

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