こんな国産ブランド豚があるって知ってた?
宮城県蔵王で生まれた、国産ブランド豚「JAPAN X」。知る人ぞ知るブランド肉なのですが、臭みがなく、脂のうま味が感じられる質の高さで評判になっています。
美味しい豚が出来るのにはズバリ、いい暮らしをさせてあげることです。
一度食べると忘れられない?うま味を存分に感じる肉
「JAPAN X」は、三元豚(三種の豚を交配して生産される豚)の組み合わせを工夫し、柔らかい肉質と臭みのない味が特徴です。
リッツカールトン東京やJAL国内線のファーストクラス機内食に採用される程の味の秘密を深堀りします。
甘みを感じる「脂」のおいしさ
肉のおいしさといえば、脂の質に表れます。「JAPAN X」はとにかく脂がうまいと評判。口に入れた瞬間から甘みと香りが広がります。また、食後の口の中に脂特有のしつこさが残らないのも特長です。
食べた後の余韻を感じる「うま味」
豚肉のもつうま味の一つはイノシン酸。肉のもつ味の豊かさを担っています。
「JAPAN X」も印象的なうま味をもち、その芳醇な味わいは食べた後の余韻が口に残るほどです。
豚特有の臭みを感じない
豚肉は特有の臭みが苦手だという人もいますが、「JAPAN X」には臭みがなく、脂の味が引き立ちます。
それは生育環境が理由。なるべくストレスをかけないように居住空間を他の豚舎より広く設け、豚本来が好む自然由来の餌だけを与えており、野菜で言うところの無農薬栽培に近い飼育体制を整えています。
ジューシーで冷めても柔らかい肉質
冷めても柔らかい「JAPAN X」。その肉質を保つためには秘密があります。
通常、豚は約180日で出荷しますが、「JAPAN X」は約150日で出荷。30日も早く出荷ができ、他の豚と比べて比較的若い豚であるため、柔らかい肉質に仕上がります。
BBQで食べるならどの部位がいい?
うま味があるブランド豚JAPAN X。BBQといえば、大きなかたまり肉でガツンと食べたい…。
だったら、スペアリブと骨付きロース肉(バックリブ)がおすすめ!
スペアリブは豚のおなか側にある骨付きのバラ肉で、骨付きロース肉は背中側の肉です。
それぞれの特徴を詳しく紹介します。試食してみたBBQ HACKスタッフも味をリポート。
いわゆる「ごちそう肉」のスペアリブ
「スペアリブ」なら、スーパーなどで見かけたことがあるのでは?
肋骨と骨の周りについている赤身肉と適度な脂肪があり、「ごちそう肉」のイメージがあります。
BBQ HACK スタッフ
JAPAN X のスペアリブはまったく臭みがなく、非常に柔らかい。
肉と脂の旨みのインパクトがハンパないです。
国産豚の骨付きロース肉を食べられるのは珍しい
骨付きロース肉は、背中側の肉。バーベキューを日常的に楽しんでいる海外では、より馴染みのある部位です。
国産豚ではあまり出回っていません。希少価値のあるJAPAN Xの骨付きロース肉なら深い味わいを堪能できます。
BBQ HACK スタッフ
噛むほどにうま味を感じて、食べた後の余韻までおいしい。
しっとりした肉質と脂の優しい香りとうま味もたまらないです。
豚なのに!ミディアムレアで食べられる
JAPAN X の特筆すべき特徴は、味だけではありません。なんと、ミディアムレアでも食べられる豚肉なんです。
これは、JAPAN Xを飼育する環境の安全性がもたらすもの。
厳選されたエサ(飼料)で飼育
通常、畜産ではエサに肉骨粉(鶏の頭や内臓などから作られたもの)を使う場合が多いのですが、JAPAN Xのエサはトウモロコシや大豆かす、魚粉を使用しています。
同じ肉類の原料のエサを使用すると、豚に病気が入る可能性が高まるため、安全性を優先したエサ選びをしています。
病気にならないような飼育体制
JAPAN X の飼育体制も特別。さまざまな技術を駆使し、畜舎を常にキレイに消毒して、野菜でいうなら「無農薬」で豚を育てています。
ワクチン、抗生物質、抗生剤なども与えずに飼育できていることも、安全な飼育環境であることを裏付けています。
安心安全の生産体制
JAPAN Xを生産しているのは、丸山株式会社。宮城は蔵王で一貫した生産体制を行っているので、安心安全な飼育ができています。
生産、加工、販売をすべて行っているため、一貫したトレーサビリティの元、新鮮なJAPAN Xをお客様のご要望にあわせてタイムリーに供給しています。
JAPAN X を食べられるBBQ施設はこちら
バーベキュー施設でJAPAN Xを食べられるところが全国各地にあります。
JAPAN Xを目当てにバーベキューを楽しむのもおすすめ!以下の施設情報をチェックしてみてください。