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あやのすぎ つねただ

Author:あやのすぎ つねただ
 
 更新しないかもしれないブログへようこそ!

 「ケシゴム」「消ごむ」等いろいろな表記がありますが、このブログでは「消しゴム」で統一します。
 メーカー名・販売社名の「株式会社」「有限会社」等の会社表記は省略しています。また、敬称略です。


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消しゴムのお話(その6)

 突然ですが、消しゴムのお話の復活です。以前消しゴムの歴史だけで5回も費やしまして、そのまま立ち消えになっておりました。今後不定期ながら時々お話をしたいと思います。

 さて、今回のテーマは「消しゴムはなぜ字を消す事が出来るか」です。

 難しい理論や原理は置いといて、簡単に言います。
 消しゴムは、我が身を削って消しカスに鉛筆の芯(黒鉛)を丸め込んで紙からはがすのです。なんと健気なんでしょう。うまく消せない消しゴムの場合は皆さん体験された事があると思いますが、カスが出ず、消しゴムも紙も黒くなってかえって汚れてしまいます。

 日本字消工業会が定めた安全管理(自主規制)に「消字率」というのがあります。細かい測定方法が定められていまして、消字率(E)%=(1-摩擦部の濃度(M)/着色部の濃度(C))×100で表します。なんの事かさっぱりでしょうか。とにかくこれが、80%以上である事が工業会の定めです。
 ちなみに「キン肉マン消しゴム」などは30%くらいと言われております。

 別の消しかたをするものもあります。砂消しです。これは紙ごと削って文字を消します。タイプライター用に開発されました。

sunakeshi1.jpg
 コクヨ 砂入り消しゴム

 ケースをよく見ますと、なにかマークが付いています。拡大してみましょう。

sunakeshi2.jpg
 前述の日本字消工業会が品質等を定めたクリーンマーク(安全管理マーク)です。

 マークに番号が入っています。この番号が製造業者を表します。01はSEEDです。つまりこの消しゴムは、SEEDが製造しコクヨが販売しているという事がわかります。

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