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「機動戦士ガンダム サンダーボルト」アニメ化。ガンダム初のセルスルー配信で500円
(2015/11/19 17:44)
ガンダムシリーズ最新作となるオリジナルアニメ「機動戦士ガンダム サンダーボルト」が、12月11日正午から有料配信される。ガンダムシリーズ初の試みとして、視聴期限のないEST(Electronic Sell Through)版も用意。第1話(約18分)の価格は、セルスルー版が500円、レンタル版が250円。スマホアプリ「ガンダムファンクラブ」で先行配信を実施、その他の配信サービスでは12月25日からの配信となる。
「機動戦士ガンダム サンダーボルト」は、小学館「ビッグコミックスペリオール」にて、太田垣康男が連載しているコミック。アニメ化は、「ガンダムUC(ユニコーン)」を手掛けたサンライズ第1スタジオが担当。監督は、「ローゼンメイデン」や「革命機ヴァルヴレイヴ」の松尾衡、アニメーションキャラクターデザインを高谷浩利、アニメーションメカニカルデザインを仲盛文、中谷誠一、カトキハジメが担当。音楽は、ジャズミュージシャンの菊地成孔が手掛けている。
アニメは全4話構成。「ガンダム」シリーズ初の試みとしてセルスルー販売も実施。12月11日から先行で最速配信を行なうのは、Android/iOS向けアプリ「ガンダムファンクラブ」。その他のサービスでも12月25日正午から有料配信を実施するが、具体的なサービス名は後日作品の公式サイトで発表するとしている。
第1話は18分。セルスルー版には本編に加え、特典映像「一年戦争に挑んだ者たち~Documentary of Thunderbolt~ #1」(約10分)も視聴できる。
先行配信を行なう「ガンダムファンクラブ」は、月額600円でガンダムの全テレビシリーズが見放題になるもので、劇場版やOVA作品も毎週末スケジュールを組んで見放題配信を実施。一部、有料タイトルも用意している。
あらすじ
宇宙世紀0079……。地球連邦とジオン公国が戦った一年戦争の末期、サイド4のスペースコロニー群、ムーアはジオン軍の攻撃により破壊され、多くの住人が命を落とした。破壊されたコロニーや、撃沈された戦艦の残骸が無数に漂う暗礁宙域では、ぶつかり合い帯電したデブリによって絶えず稲妻が閃くようになり、いつしかそこは、“サンダーボルト宙域”と呼ばれるようになった。
ムーア市民の生き残りで構成された地球連邦軍所属部隊、ムーア同胞団は、故郷であったサンダーボルト宙域の奪還を悲願とし、宙域のジオン軍を殲滅せんとしていた。連邦の進軍を足止めせんとするジオン軍も、義肢兵の戦闘データ採取を目的に設立されたリビング・デッド師団を展開。
ムーア同胞団に所属しながら、故郷や自身の出自に束縛される事を疎ましく思うイオ・フレミングと、過去の戦闘により両足を失い、今はリビング・デッド師団でエーススナイパーとして活躍するダリル・ローレンツは、戦場で対峙した時、互いに悟るのだった。ふたりは、殺し合う宿命なのだと……。