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松竹、東急も映画鑑賞料を値上げ。一般2000円に

松竹マルチプレックスシアターズと東急レクリエーションは、運営する映画館の鑑賞料金について、それぞれ6月30日、7月7日より価格を改定する。どちらも一般鑑賞料金は現在の1,900円から2,000円に値上げされる。

一般以外の券種は、どちらもシニアが1,200円から1,300円に、レイトショーが1.400円から1,500円に、ファーストデイが1,200円から1,300円に値上げ。

そのほか、松竹マルチプレックスシアターズの水曜サービスデイやペア50割、東急レクリエーションのペアマンデイ、109シネマズデイなども値上げされる。

なお、東急レクリエーションの109シネマズプレミアム新宿については、鑑賞料金に変更はない。

料金改定について、松竹マルチプレックスシアターズは「お客様に映画鑑賞を楽しんで頂くため、サービスと鑑賞環境の向上に努め、経営の合理化や省力化、コスト抑制を図って参りました。しかしながら、昨今のエネルギー価格の高騰や円安による仕入れコストの上昇、人件費を中心とした運営コストや各種設備投資への負担増等に伴い、企業努力のみで現行の価格体系を維持するのは困難であると判断し、鑑賞料金を改定させて頂くことになりました」と説明。

東急レクリエーションも「アルバイト人件費やエネルギー価格の高騰、円安による仕入れコスト上昇、各種設備投資をはじめとする運営コストの負担増を吸収するべく、QRコード入場の導入やキャッシュレス決済の推進等による運営の効率化と経費の削減に努めてまいりました。しかしながら、企業努力だけではこれらの吸収は困難であると判断し、鑑賞料金の改定を行うことといたしました」としている。

映画館の鑑賞料金については、TOHOシネマズが6月1日から値上げを実施済み。ティ・ジョイも6月16日上映分から値上げする。