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final、agから9,800円で「マニアのサブ機にふさわしい音質」のNCヘッドフォン
2021年2月26日 12:00
finalは、自社ブランド「ag」より、ハイブリッドノイズキャンセリング機能を搭載したブランド初のワイヤレスヘッドフォン「WHP01K」を3月5日に発売する。価格は9,800円。本体カラーはBLACK、DARK GRAY、CREAMの3色。
「マニアのサブ機としてふさわしい音質を目指した」Kシリーズのワイヤレスヘッドフォンで、agブランドとしては初のヘッドフォン製品となる。
ハウジング外側に加え、内側にもセンサー(マイク)を搭載するハイブリッドノイズキャンセリングを搭載。電車や飛行機、車の走行音、生活音などの騒音を打ち消すことで、静寂な空間で音楽を楽しめる。
一般的なノイズキャンセリング対応製品では、再生される音楽などとは別に外音を打ち消すための特殊な音が発せられているため、ドライバーに負荷がかかりやすく、音質に悪影響を及ぼしやすいという。
加えて、多くのワイヤレスイヤフォンやヘッドフォンでは、ソフトウェアのイコライザーに大きく頼った音質調整がなされているため、特に高音域で聴き疲れする音が発生する原因になり、これを回避するために低域が過度に強調されるなど、バランスの取れていない製品が多いとのこと。
これに対しWHP01Kでは、ドライバーの音響特性を徹底的に追求し、Bluetoothに起因する高音域の気になる部分のみ、わずかにイコライザーで補正するという独自の方法を採用。「マニアの方にも十分に満足していただける音質とノイズキャンセリング性能の両立を実現」した。
ノイズキャンセリング機能を単体で使用できる独立設計仕様で、音楽を聴いていない状態でもノイズキャンセリングを利用可能。防音性の高いイヤーマフとしても使えるほか、マイク機能とあわせて通話やテレワークでのオンライン会議などでも使用できる。
再生周波数帯域は20Hz~20kHz。Bluetooth 5.0準拠で、コーデックは途切れにくく高音質で、低遅延なaptX LLにも対応。音楽はもちろん、ゲームや動画を快適に楽しめる。そのほかコーデックはSBC、AAC、aptX、プロファイルはA2DP、AVRCP、HSP、HFPをサポートする。
マルチポイント接続も可能で、PCやスマートフォンなど複数機器と同時接続できるため、接続したまま、それぞれ切り替えて使用できる。
ハウジングが上下左右に柔軟に回転し、さまざまな頭部形状にフィットする機構を備え、特に隙間のできやすい耳の後ろ側にもピッタリとフィットする。これにより、低音がしっかり聞こえる迫力あるサウンドになるだけでなく、音漏れも防止する。低反発イヤーパッドで長時間の仕様でも疲れにくいという。
筐体は複数の異なる素材で構成されながらも一体となったデザインになるよう、素材や表面加工にこだわり、細かなトーン調整が行なわれた。ヘッドバンド部は折りたたみでき、コンパクトに収納可能。本体表面はマット仕上げで、皮脂や指紋が付きにくく、汚れも気にならないとする。
連続再生時間はアクティブノイズキャンセリングオン時で25時間、オフ時で35時間。充電時間は2.5時間。万が一、充電が切れてしまった場合でも、付属ケーブルを使うことで有線ヘッドフォンとしても使える。
USB Type-C充電ケーブルや、3.5mmの有線接続ケーブル、専用ポーチなどが付属する。