スタイリッシュアクションRPG『Lost Soul Aside』2025年に発売決定。『FF15』ライクな映像で話題を呼んだ2016年から実に9年、いよいよ完成へ

『Lost Soul Aside』は、オープンワールドのファンタジー世界を舞台にするアクションRPGだ。『ファイナルファンタジーXV』から影響を受けて制作が開始されたことが公言されている。

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは12月19日、Ultizero Gamesが手がけるアクションRPG『Lost Soul Aside』を2025年に発売することを発表した。あわせて最新トレイラーも公開されている。対応プラットフォームはPS5/PC(Steam)。

『Lost Soul Aside』は、オープンワールドのファンタジー世界を舞台にするアクションRPGだ。本作の世界は、10年前に終結した戦争によって荒廃した状態にあり、さらに異次元から未知のモンスターが出現。侵略者の脅威から妹と全人類を救うべく、主人公のKazerは自身に融合したモンスターと共にクリスタルを求める冒険へと旅立つ。

本作は、もともと『ファイナルファンタジーXV』から影響を受けて制作が開始されたことが公言されており、ビジュアル面においては主人公Kazerのデザインなどからその影響をうかがうことができる。一方でゲームプレイ面においては激しいアクションや派手な演出などが確認でき、『Devil May Cry』シリーズを彷彿とさせるスタイリッシュな戦闘を繰り広げることが可能なようだ。

今回のトレイラーから確認できる新要素として、Kazerと共に旅をする女性が初登場。本作のヒロインであろうこのキャラクターは、Kazerと共に戦闘も行ってくれるようだ。また、トレイラーにはKazerとヒロインが身を寄せ合うシーンも登場することから、ストーリーにおける2人の関係性も気になるところだ。

本作は、中国のインディー開発者Bing Yang氏の個人プロジェクトとしてスタートし、2016年に披露されたトレイラーが大きな注目を集めることとなった(関連記事)。その後、SIEが中国にて発足させたインディー開発者支援プログラムChina Hero Projectのサポートを受けることが決定し、Yang氏はUltizero Gamesを設立して本作の開発を続けている。

話題を呼んだ2016年のトレイラーから数えて、実に9年越しの発売を予定している本作。『FF15』からの発売からも時が経ち、『FF16』も発売。同作もアクションRPGとなっている。アクションRPGジャンルの進化は著しいが、そうした状況下で本作がどのようなゲーム体験を提供するのか、注目が集まる。

『Lost Soul Aside』はPS5/PC(Steam)向けに、2025年発売予定。なお当初対応予定であったPS4に関しては、今回のトレイラーでは非対応と発表されている。

Daijiro Akiyama
Daijiro Akiyama

ゲームをすることと、ゲームの話をしたり聞いたりすることが同じぐらい大好きです。

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