荒廃世界ドット絵冒険ゲーム『Eastward(イーストワード)』9月16日発売へ。6年以上かけて作られた作品いよいよ発売へ

Chucklefish Gamesは、『Eastward(イーストワード)』を9月16日に発売すると発表した。Nintendo Switch版はコンソール時限独占になるという。『Eastward』は、ピクセルアートで描かれるアクションアドベンチャーゲームだ。

Chucklefish Gamesは、『Eastward(イーストワード)』を9月16日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC・Mac(Steam/GOG.com/Humble Store)およびNintendo Switch。Nintendo Switch版はコンソール時限独占になるという。ゲーム内は日本語テキストに対応する。


『Eastward』は、ピクセルアートで描かれるアクションアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは、滅びゆく世界。タタリと呼ばれる瘴気が大陸に広がり、人口は減少の一途を辿る。逃げ延びた人々は、地下に村を作って生活していた。真面目な炭鉱夫のジョンは、あることをきっかけに、謎の多き白髪の珊(サン)と出会う。少女は何者なのか、そして世界はどうなってしまうのか。ジョンは珊とともに旅をしながら、外の世界へと歩み始める。

本作では、見下ろし視点にてジョンと珊を操作して冒険を繰り広げていく。文明の崩壊した廃墟をめぐったり、洞窟に足を踏み入れたり、にぎやかな街を散策したりするという。敵と対面した場合は、武器を両手に相手を撃退せよ。フライパンや火炎放射器など、さまざまな道具で切り抜けよう。ジョンと珊を連携させることで打開できる謎解きも、数多く用意されているとのこと。道中で手に入れた食材を使って料理も可能。ステータスを強化しよう。


本作の開発を手がけるPixpil Gamesは、中国の上海に拠点を構えるスタジオ。その影響か、アジアテイストをまじえたピクセルアートで彩られる。Pixpil Gamesは、本作の制作においては1990年代のアニメの影響を受けていることを公言しており、たしかに映画「紅の豚」といったジブリ作品のような雰囲気も感じさせる。そのほか『ゼルダの伝説』や『MOTHER』といった作品からの影響を受けているとのこと。またグラフィックについては、3Dの光源システムとレトロなピクセルアートの融合を掲げて開発されており、細部にまでこだわりがこめられているようだ。

弊誌では2015年11月に取り上げた『Eastward』。短くとも6年以上開発されてきたことになる。制作が進む中でChucklefish Gamesというパブリッシャーもつき、じっくりと作られてきた。いよいよ9月16日にそのベールが剥がされることになるだろう。

『Eastward』は9月16日発売予定。対応プラットフォームはPC・Mac(Steam/GOG.com/Humble Store)/Nintendo Switchとなっている。ゲーム内は日本語表示に対応する。

【UPDATE 2021/8/12 2:10】
本作は国内Nintendo Switch向けにも発売予定。ニンテンドーeショップでは予約受付も開始されている。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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