スキーリフト建築ゲーム『Carried Away』早期アクセス配信開始。日本語にも対応、物理演算が暴れるブリッジビルダー

イングランドのマンチェスターに拠点を構えるHugecalf Studiosは10月4日より、Steamにて『Carried Away』の早期アクセス配信を開始した。価格は990円。『Carried Away』はスキー場のリフトを建築するシミュレーターゲームだ。

イングランドのマンチェスターに拠点を構えるHugecalf Studiosは10月4日より、Steamにて『Carried Away』の早期アクセス配信を開始した。価格は990円。『Carried Away』はスキー場のリフトを建築するシミュレーターゲームだ。舞台となるのは雪山。山に登るために必要なスキーリフトを、変幻自在に作っていく。

本作は橋を作っていく「ブリッジビルダー」と呼ばれるジャンルの作品のひとつとなっており、物理演算がゲームを大きく左右する。構造が安定していなければリフトはすぐに潰れてしまうので、ロープの物理演算や負荷、張り方などを考慮し設計していく必要がある。作るものはスキーリフトだけでなく、ジャンプ台や橋など幅広い。状況や条件に合わせて柔軟に建築をおこなっていくことが求められる。予算をうまく考えながら、スキーヤーやスノボーダー、登山家を山頂まで運んでいこう。

ゲームモードは、50種類以上のステージがプレイできるキャンペーンモードや、自分でステージを作って共有するサンドボックスモードが存在している。ほかにも、ゲーム内の録画機能を使うことでgifやmp4ファイルの動画を出力することも可能。ローポリの愛らしいビジュアルをながめる長いコースを作ってみるのも、ピタゴラスイッチのような仕掛け満載のコースを作ってみるのも一興だ。

また本作は日本語表示にも対応している。早期アクセス版ということもあり、まだまだ字幕表示にも乱れが散見されるが、チュートリアルなどは問題なく翻訳されている。軽くさわってみた限りでは、序盤からかなり丁寧に作られている印象だ。チュートリアルが充実しているので、スムーズにリフト作りを進めていけるだろう。

正式版では、キャンペーンモードのコースは50種類から100種類に増量され、乗り物やギミックが大幅に追加される予定だという。ボリュームアップにともなって価格も上昇するようなので、今のうちに購入しておくのもいいだろう。早期アクセス期間は半年から1年を予定している。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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