こんにちは、さち です。
Photoshop Elements でウェブ用の画像を編集をするとき、キャンバスに無駄な余白を作りたくないことがありますよね。
しかし、画像(レイヤー)ピッタリにキャンバスサイズを変更する作業は、拡大表示をして切り抜き範囲を微調整しなくてはいけない、アンチエイリアスの画像だと境界が分かりにくい、など地味に手間がかかります。
そこで今回は、ピッタリ切り抜ける超簡単な方法を紹介していきます。
余白を無くし画像ピッタリのキャンバスサイズにする
- キャンバスが大きすぎて余白ができています。
- 画像が描かれているレイヤーサムネイルの上で、Ctrl キーを押しながら「クリック」。
- 画像に沿った「選択範囲」ができます。
- メニューの「イメージ」→「切り抜き」と進みます。(キーボードで Alt + I → P キーでもOK)
- 画像ピッタリのサイズにキャンバスが切り抜かれました。「選択範囲」はもう不要なので解除しておきましょう。
キャンバスを拡大してみると、肉眼では判別しづらい「アンチエイリアス」の部分も、ピッタリのサイズで切り抜かれているのが分かります。
ちなみに、手順「2」で Ctrl + Shift キーを押しながら複数のレイヤーサムネイルを順にクリックすれば、選択範囲を合成することもできます。
大量にレイヤーがある場合は Ctrl + Shift + Alt + E キーで背景以外を統合して、そのレイヤーサムネイルを使うと便利です。統合する方法の詳細はこちらの記事をどうぞ。
小さすぎるキャンバスを画像ピッタリのサイズにする
- キャンバスが小さすぎて画像がはみ出しています。
- メニューの「イメージ」→「サイズ変更」→「すべての領域を表示」と進みます(キーボードで Alt + I → R → V でもOK)。Photoshop Elements 11 以降、この項目が無くなったようです。
- キャンバスが画像ピッタリのサイズに広がりました。
こちらも前項の切り抜きと同じく、1px の無駄もなくギリギリのキャンバスサイズになります。(最も大きいレイヤーに合わせてキャンバスサイズが変更される)
画像全体を表示したいときは、当てずっぽうにキャンバスサイズを大きくするより、この機能を使ったほうが確実で簡単です。
ちょっとした方法ですが覚えておいて損はありません。ぜひ使ってみてください。
コメント
わかりやすかったです。
Photoshopを独学で学んでいる者です。毎回毎回、調整して面倒でしたが、一瞬で解決いたしました!本当に助かりました。ありがとうございます。
Photopeaですが、こちらのページのおかげで解決できました!