HUNTER×HUNTER #238「8-4」 感想と次回予想(週刊少年ジャンプ2005年20号)

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以下、ネタバレあり!!

あっさり騙された。水中戦なんてNeeeeeeeeeeeeeee!!

キルアはイカルゴを見逃したが、これはどうかなぁ──。理由が「かっこいいから」というのも如何どうかと思う。

以前からジャンプバトルマンガといえば「昨日の敵は今日の友」な展開が多かったが、キメラアントは人を食う種族。モラウがコルトのことを「全力で守る」と言った時にも感じたけど、

カイト
人間を傷つけちまった巨獣は……処分する決まりだ

という事だったはず。前にも書いたけど。

キルアは、元殺し屋で何十何百と人を殺してきたから、そのあたりの感覚は一般とは違うのかもしれないが──。というかその前に、前回あっさりイカルゴが寄生していた人間部分を殺していたよな。

ゴンも、基本的に(人食いの)キメラアントといえども殺生はしないようにしている。しかし、カイトを殺した、つまりは自分の仲間を傷付けたネフェルピトーや、キメラアント同士でも自分の「仲間の事をクズ呼ばわりする」奴は、殺してもいいと考えているようだ(もちろん、止むを得ない場合)。要するに、「キメラアントという種族」ではなく「個体」で相手の事を見ているわけだ。

──自分だったら、人間以外の生物で人を食うような種族は、種族全体を敵に見るけどな──。

さて、作者は「人間を食料とし・人間に似ていて・人間と交配ができ・人間よりも戦闘能力が高い」キメラアントを誕生させたが、この大風呂敷をどうやって始末するんだろう?

次回は「ゲーム」開始、か? しかし、すぐにキルアはバッジの事に気が付きそう。バッジはおそらく発信機だと思うけど、キルアはその事にも気付いて逆に利用すると思う。

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