カテゴリ
日記インタビュー YEAR IN MUSIC ウィークリー・レコメンド コラム 以前の記事
2019年 01月2018年 01月 2017年 08月 more... フォロー中のブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ALBUM OF THE YEAR 2018Check the behind-the-scenes of Popular Songs.
1 Yasei Collective / stateSment 2 KID FRESINO / ai qing 3 星野源 / POP VIRUS 4 cero / POLY LIFE MULTI SOUL 5 中村佳穂 / AINOU 6 折坂悠太 / 平成 7 indigo la End / PULSATE 8 D.A.N./ Sonatine 9 mabanua / Blurred 10 TENDRE / NIA 11 くるり / ソングライン 12 ゲスの極み乙女。 / 好きなら問わない 13 odol / 往来するもの 14 カネコアヤノ / 祝祭 15 ROTH BART BARON / HEX 16 yahyel / Human 17 APOGEE / Higher Deeper 18 Tempalay / なんて素晴らしき世界 19 ASIAN KUNG-FU GENERATION / ホームタウン 20 tofubeats / RUN 21 People In The Box / Kodomo Rengou 22 アナログフィッシュ / Still Life 23 Bird Bear Hare and Fish / Moon Boots 24 TAMTAM / Modernluv 25 踊Foot Works / ODD FOOT WORKS 26 Suchmos / THE ASHTRAY 27 AL / NOW PLAYING 28 石橋英子 / The Dream My Bones Dream 29 Helsinki Lambda Club / Tourist 30 踊ってばかりの国 / 君のために生きていくね 31 小袋成彬 / 分離派の夏 32 STUTS / Eutopia 33 CRCK/LCKS / Double Rift 34 七尾旅人 / Stray Dogs 35 キイチビール&ザ・ホーリーティッツ / トランシーバ・デート 36 永原真夏 / GREAT HUNGRY 37 FIVE NEW OLD / Too Much Is Never Enough 38 蓮沼執太フィル / アントロポセン 39 The fin. / there 40 雨のパレード / Reason of Black Color 41 古川麦 / シースケープ 42 シャムキャッツ / Virgin Graffiti 43 Official髭男dism / エスカパレード 44 きのこ帝国 / タイム・ラプス 45 Awesome City Club / Catch The One 46 the engy / Call us whatever you want 47 teto / 手 48 FALSETTOS / FALSETTOS 49 髭 / STRAWBERRY ANNIVERSARY 50 ニトロデイ / マシン・ザ・ヤング 次点 宇多田ヒカル / 初恋 次点 三浦大知 / 球体 次点 RADWIMPS / ANTI ANTI GENERATION 次点 凛として時雨 / #5 次点 SKY-HI / FREE TOKYO 次点 STRUGGLE FOR PRIDE / WE STRUGGLE FOR ALL OUR PRIDE. 次点 サニーデイ・サービス / the CITY/the SEA 次点 Koji Nakamura / Epitaph 次点 小山田壮平 / 2018 次点 チャットモンチー / 誕生 #
by ashadeofshyness
| 2019-01-02 15:31
| YEAR IN MUSIC
ALBUM OF THE YEAR 2017Beats International,Praise Your Melody.
1 サニーデイ・サービス / Popcorn Ballads 2 tofubeats/ FANTASY CLUB 3 Suchmos/ THE KIDS 4 PUNPEE/ MODERN TIMES 5 Cornelius/ Mellow Waves 6 吉田ヨウヘイgroup / ar 7 indigo la End / Crying End Roll 8 台風クラブ / 初期の台風クラブ 9 Yogee New Waves / WAVES 10 OkadaTakuro / Nostalgia 11 PAELLAS/ D.R.E.A.M. 12 髭 / すげーすげー 13 スカート / 20/20 14 シャムキャッツ / Friends Again 15 □□□ / LOVE 16 JAPPERS / Formulas and Libra 17 ゲスの極み乙女。 / 達磨林檎 18 橋本絵莉子波多野裕文 / 橋本絵莉子波多野裕文 19 odol/ 視線 20 踊Foot Works / ODD FOOT WORKS 21 BADHOP / Mobb Life 22 米津玄師 / BOOTLEG 23 ドミコ / hey hey,my my? 24 Tempalay/ from JAPAN 2 25 雨のパレード / Change your pops 26 JJJ/ HIKARI 27 CRCK/LCKS/ Lighter 28 CHAI/ PINK 29 mouseon the keys / Out of Body 30 D.A.N./ TEMPEST 31 スーパーノア / Time 32 AlfredBeach Sandal + STUTS / ABS+STUTS 33 DATS/ Application 34 柴田聡子 / 愛の休日 35 KID FRESINO / Salve 36 赤い公園 / 熱唱サマー 37 LOSTAGE/ In Dreams 38 neveryoung beach / A GOOD TIME 39 warbear/ warbear 40 KingGnu / Tokyo Rendez-Vous 41 DYGL/ Say Goodbye to Memory Den 42 Yasei Collective / FINE PRODUCTS 43 DALLJUB STEP CLUB / Check The Shadow 44 MONO NO AWARE / 人生、山おり谷おり 45 Emerald/ Pavlov City 46 環ROY / なぎ 47 呂布 / BLUR 48 DADARAY/ DADASTATION 49 The Mirraz / RED JACKET 50 青木裕 / Lost in Forest 次点 ONE OK ROCK / Ambitions 次点 Hi-STANDARD / The Gift 次点 三浦大知 / HIT 次点 SKY-HI / OLIVE 次点 DAOKO / THANK YOU BLUE 次点 MONDO GROSSO / 何度でも新しく生まれる 次点 藤原さくら / PLAY 次点 細野晴臣 / Vu Ja De 次点 CRZKNY / MERIDIAN 次点 ふくろうず / びゅーてぃふる #
by ashadeofshyness
| 2018-01-06 17:25
| YEAR IN MUSIC
B’z夏フェス2017セットリスト予想10曲+大穴5曲デビュー30周年を翌年に控えた今年、B’zが2009年の『SUMMERSONIC』以来、ひさびさに野外のロックフェスに出演します。しかも、『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』と『RISING SUN ROCK FESTIVAL』ということで、日本のバンドのみの野外フェスは初出演。そこで、7月から始まったプレビュー的な意味合いの全国ツアー『In Your Town』のセットリストを参考にしつつ、当日のセットリストを予想してみようと思います。ネタ込みですので、お気軽にお読みください。 *『In You Town』のネタバレを含みます! 声明 今年6月にリリースされた通算53枚目となる最新シングル。〈この度私は変わります〉という歌詞が、初めて日本のバンドのみの野外フェスに参加する今年のB’zからの文字通り「声明」となっています。『In Your Town』では一曲目に演奏されていて、インパクトのあるドラムのフレーズから始まり、すぐにクラップが起こるという、ライブのオープニングの絵が容易に想像できますね。オルガンとサビ終わりのキメが“MOVE”を連想させたりもしますが、〈なんてことはないよね何事も 楽しい者勝ち 動けや MOVE ON MOVE ON NOW〉の精神で、新たなチャレンジも成功させることでしょう。 StillAlive “声明”とともに、最新シングルの表題曲(両A面)で、『In Your Town』ではアンコールラストに演奏。“ultra soul”がB’zの楽曲の中で最も知名度の高い一曲となり、またフェスにおいて「踊れる」という概念が重要な今(その定義はここでは割愛しますが)、こういったダンスビートの曲は今のB’zのひとつの核と言えます(“フキアレナサイ”とかもそうですね)。キムタク主演のドラマ『A LIFE』の主題歌ということで、同じくキムタク主演だった『Beautiful Life』の主題歌“今夜月の見える丘に”も聴きたいところですが、今回はナシだろうなあ。 ultra soul 2001年にリリースされた31枚目のシングルで、現在B’zの楽曲の中で最も知名度の高い一曲なので、これをやらないはずがありません。『In Your Town』でも本編ラストに演奏されています。HR/HMへの愛情を核に持つB’zの代表曲が4つ打ちの“ultra soul”なのはやや違和感があったりもするのですが、もともと松本さんがTM NETWORKのサポートを務め、初期はTM譲りのダンサブルな曲も多かったこと思えば、これも当然の帰結と言っていいのかもしれません。ライブでは最後の〈ウルトラソウル!ハイ!〉を繰り返すので、覚えておきましょう。 イチブトゼンブ 2009年リリースの46枚目のシングル。山P主演の月9『ブザービート』の主題歌で、『ROCK INJAPAN』に参加する20代以下のファンにとっては、「B’zのドラマ主題歌」といえば、前述の“今夜月の見える丘に”よりも、やはりこの曲なのでしょう。〈愛しぬけるポイントがひとつありゃいいのに〉のとこで、人差し指を突き上げるのがポイントです。 裸足の女神 1993年リリースの13枚目のシングル。フェスと言えば一体感、一体感と言えば……やはり合唱でしょう。というわけで、B’zのレパートリーの中で随一の合唱曲であり、『In YourTown』でもプレイされているこの曲をチョイス。往年のファンとしては、同じく〈ナナナ〉のコーラスが入っている“Easy Come,Easy Go!”も捨て難いのですが、『In Your Town』では演奏されていません。B’zの夏イベントとして忘れがたい渚園の『JAP THE RIPPER』(1993)の記憶も踏まえて、やはり夏はこの曲で歌いたい。 ギリギリchop 1999年リリースの26枚目のシングル。B’zパンクの真骨頂とも言うべき一曲で、タイトルのインパクトと意味のわからなさでも未だに歴代の楽曲の中でトップクラスです。ライブアレンジではサポートメンバーの見せ場が多いのも特徴ですが、この曲のポイントは何と言っても「タオル回し」で、これもフェスの定番。ライブの後半、クライマックス近辺で演奏されるでしょう。 juice 2000年リリースの29枚目のシングルで、こちらもライブでは定番のロックナンバー。今回の『In Your Town』では後半で『名探偵コナン』絡みの曲が多く演奏されていて、それもロックフェスに来る若いリスナーを想定してのことなのかなと思ったりするのですが、そんな中に混じって演奏されている“juice”はやはり外せないかなと。もしくは、『コナン』絡みの“衝動”を『ROCK IN JAPAN』でやって、MVを札幌で撮影した“juice”を『RISING SUN ROCK FESTIVAL』でやるっていうのも熱いかも。 ONE 1999年リリースの26枚目のシングル『ギリギリchop』のセカンドビート。最低一曲はやるであろうバラード枠として。『海猿』の主題歌として知名度のある“OCEAN”あたりも捨て難いけど、今回の『In Your Town』では演奏されていないので、『コナン』枠でもあるこの曲かと。「B’zといえば、セカンドビート(カップリング)もいい曲が多い」を代表するファン人気の高い曲でもあるし。 有頂天 2015年リリースの51枚目のシングル。『In YourTown』では他にも“Liar!Liar!”、“さよなら傷だらけの日々よ”、“GO FOR IT,BABY”、あるいは途中からアンコールに加わった“さまよえる蒼い弾丸”などが演奏されていて、どれが演奏されてもおかしくはないと思うのですが、ここは比較的新しい楽曲である“有頂天”をチョイス。ライブ映えは間違いなしの一曲ですからね。 太陽のKomachi Angel 1990年リリースの5枚目のシングル。『In YourTown』では演奏されていないものの、B’zの夏曲として真っ先に名前が挙がるのがこの曲なので、希望的観測も含めてチョイス。手拍子やコール&レスポンスなど、フェス受けバッチリなのはもちろん、現在実写版の映画が公開中の『銀魂』でお妙さんがこの曲を熱唱するシーンがあるらしく(あんまり詳しく知らない)、若いオーディエンスの知名度もありそうなので、ぜひやってほしい。 ここからは「まずやんないだろうけど、やったら最高だなあ」という大穴5曲。 恋心 (KOI-GOKORO) 1992年リリースの11枚目のシングル『ZERO』のセカンドビート。この曲も「B’zといえばセカンドビート」を代表する人気曲ですが、その一番の理由は何と言っても「振り付けがある」ということ。昨今の音楽業界では「一緒に踊れること」が大きなヒットの要件になっていて、それが真価を発揮するのがフェスの現場。近年それを代表するヒット曲と言えば、星野源の“恋”なわけですが……そう、元祖「恋ダンス」は、B’zの“恋心(KOI-GOKORO)”なのです(これが言いたかった)。 いつかのメリークリスマス 1992年リリースのミニアルバム『FRIENDS』に収録。知名度という意味では、“ultra soul”にも引けを取らない、B’zの中でも一、二を争う人気曲と言っていいでしょう。なので、やったら盛り上がるのは間違いないのですが、季節的にどう考えてもやりません。 #1090 〜Thousand Dreams〜 1992年に発表された松本孝弘の2枚目のソロシングル。言わずと知れた、『MUSIC STATION』のオープニング曲です。まず最初に松本さんを含むバンドメンバーが登場して、この曲からスタートし、稲葉さんが階段から登場したらそれだけで勝負ありですが……ありえません。 Brotherhood 1999年に発表された10枚目のオリジナルアルバム『Brotherhood』のタイトルトラック。ライブにおける永遠の定番曲のひとつ。フェスで〈うぃ~~~る、び~~~~〉を聴きたいなあと思うけど、まあ、年末からの『LIVE-GYM』までお預けですかね。 RUN 1992年に発表された6枚目のオリジナルアルバム『RUN』のタイトルトラック。こちらもライブにおける永遠の定番曲。これも『LIVE-GYM』まで持ち越しでしょう。なかなかないよ、どの瞬間も! #
by ashadeofshyness
| 2017-08-05 10:08
| コラム
ALBUM OF THE YEAR 20161 Seiho / Collapse 2 METAFIVE / META 3 Galileo Galilei / Sea and The Darkness 4 宇多田ヒカル / Fantome 5 D.A.N. / D.A.N. 6 AL / 心の中の色紙 7 サニーデイ・サービス / DANCE TO YOU 8 ゲスの極み乙女。 / 両成敗 9 bonobos / 23区 10 KIRINJI / ネオ 11 ゆうき / あたえられたもの 12 きのこ帝国 / 愛のゆくえ 13 indigo la End / 藍色ミュージック 14 雨のパレード / New generation 15 TAMTAM / NEW POESY 16 KOHH / DIRT Ⅱ 17 Magic, Drums & Love / Love De Lux 18 Yasei Collective / Lights 19 Klan Aileen / Klan Aileen 20 downy / 第六作品集『無題』 21 Helsinki Lambda Club / ME to ME 22 CICADA / fomula 23 THE NOVEMBERS / Hallelujah 24 王舟 / PICTURE 25 NOT WONK / This Ordinary 26 OGRE YOU ASSHOLE / ハンドルを放す前に 27 Homecomings / SALE OF BROKEN DREAMS 28 plenty / life 29 中村佳穂 / リピー塔がたつ 30 never young beach / fam fam 31 CRCK/LCKS / CRCK/LCKS 32 sebuhiroko / L/GB 33 ミツメ / A LONG DAY 34 GRAPEVINE / BABEL,BABEL 35 KONCOS / Colors & Scale 36 相対性理論 / 天声ジングル 37 Capeson / HIRAETH 38 yahyel / Flesh and Blood 39 Moe and ghosts×空間現代 / RAP PHENOMENON 40 VELTPUNCH / THE NEWEST JOKE 41 MUSIC FROM THE MARS / After Midnight 42 GEZAN / NEVER END ROLL 43 WONK / Sphere 44 赤い公園 / 純情ランドセル 45 Keishi Tanaka / What’s A Trunk? 46 Gotch / Good New Times 47 ZA FEEDO / 2772 49 Czecho No Republic / DREAMS 48 LILI LIMIT / a.k.a 50 odol / YEARS 次点 RADWIMPS / 人間開花 次点 スピッツ / 醒めない 次点 UNISON SQUARE GARDEN / Dr.Izzy 次点 ASIAN KUNG-FU GENERATION / ソルファ 次点 BABYMETAL / METAL RESISTANCE 次点 岡村靖幸 / 幸福 次点 SKY-HI / カタルシス 次点 KANDYTOWN / KANDYTOWN 次点 WORLD’S END GIRLFRIEND / Last Waltz 次点 小林うてな / VATONSE #
by ashadeofshyness
| 2016-12-31 23:46
| YEAR IN MUSIC
ALBUM OF THE YEAR 2015 総括1 cero / Obscure Ride 2 星野源 / YELLOW DANCER 3 ペトロールズ / Renaissance 4 plenty / いのちのかたち 5 toe / HEAR YOU 6 Serph / Hyperion Suites 7 アナログフィッシュ / Almost A Rainbow 8 DALLJUB STEP CLUB / We Love You 9 ザ・なつやすみバンド / パラード 10 NOT WONK / Laughing Nerds And A Wallflower 11 Spangle call Lilli line / ghost is dead 12 クラムボン / triology 13 服部峻 / Moon 14 D.A.N. / EP 15 mouse on the keys / Flowers Of Romance 16 Keishi Tanaka / Alley 17 パスピエ / 娑婆ラバ 18 People In The Box / Talky Organs 19 indigo la End / 幸せが溢れたら 20 tofubeats / POSITIVE 21 米津玄師 / Bremen 22 Madegg / New 23 Base Ball Bear / C2 24 the telephones / Bye Bye Hello 25 Suchmos / THE BAY 26 LAMP IN TERREN / LIFE PROBE 27 踊ってばかりの国 / SONGS 28 Czecho No Republic / Santa Fe 29 ASIAN KUNG-FU GENERATION / WONDER FUTURE 30 きのこ帝国 / 猫とアレルギー 31 東京カランコロン / UTUTU 32 Turntable Films / Small Town Talk 33 the band apart / 謎のオープンワールド 34 ROTH BART BARON / ATOM 35 YOLZ IN THE SKY / HOTEL 36 シンリズム / NEW RHYTHM 37 ビイドロ / ひろばとことば 38 北園みなみ / Never Let Me Go 39 Sugar’s Campaign / FRIENDS 40 Taiko Super Kicks / Many Shapes 41 OKAMOTO’S / OPERA 42 fox capture plan / Butterfly 43 吉田ヨウヘイgroup / paradise lost, it begins 44 ねごと / VISION 45 Alfred Beach Sandal / Unknown Moments 46 sebuhiroko / WONDERLAND 47 skillkills / Ill Connection 49 LILI LIMIT / Etudes 48 Awesome City Club / Awesome City Tracks 2 50 never young beach / YASHINOKI HOUSE 次点 Mr.Children / REFLECTION 次点 ONE OK ROCK / 35xxxv 次点 SEKAI NO OWARI / Tree 次点 Ken Yokoyama / Sentimental Trash 次点 WANIMA / Are You Coming? 次点 BOOM BOOM STELLITES / SHINE LIKE A BILLION SUNS 次点 ORIGINAL LOVE / ラヴァーマン 次点 清竜人25 / PROPOSE 次点 SAKEROCK / SAYONARA 次点 椎名もた / 生きる Ride On The Turning Tide(Need Some Inspiration) 区切りの年となった2014年を経て、2015年は日本のロック/ポップにおける地図が様変わりした一年になりました。まず明確に言えるのは、「ブラックミュージックを背景としたポップス」が一大トレンドになったこと。ここ数年の国内外におけるファンク、ソウル、ジャズなどの盛り上がりを受けつつ、「シティポップ」というワードが改めて冠されることによって、明確な流れになったように思います。ベストアルバムに選んだceroはそれを象徴する存在で、活動初期からヒップホップをはじめとした多様な音楽性が内包されていたものの、グラスパーやディアンジェロに接近してよりブラックミュージック色を濃くすることで、結果的にシーンの下地を作り上げました。メジャーデビューを果たしたShiggy Jr.やAwesome City Club、インディーシーンで活躍したYogee New Waves、Suchmos、Lucky Tapesなども、ceroが用意した流れを踏まえてシーンに浮上したという言い方ができるでしょう。その一方、昆虫キッズに続いて森は生きているが突然の解散を発表したのは、時代の移り変わりを感じさせました。 もう一人、この流れのキーパーソンとなったのが星野源で、山下達郎や小沢健二らが再評価される中、新たな男性ソロアーティスト像を確立し、紅白歌合戦にも出場を果たしました。そもそも、彼がSAKEROCKのメンバーとしてカクバリズムにおいてceroの先輩であったことを考えれば、ここには一本の線が見えてきます。そして、大先輩にあたるORIGINAL LOVEの田島貴男、アイドルシーンで活躍した清竜人、インディーシーンではKeishi Tanakaや入江陽、シンリズムなど、2015年は星野以外にも男性ソロアーティストの活躍が目立ち、1月27日にはいよいよ岡村靖幸が11年ぶりの新作を発表します。まさに、舞台は整ったという感じでしょう。 そして、星野源のアルバムに参加し、紅白でサポートを務めただけでなく、椎名林檎とのデュエットで紅白のステージに2度登場した長岡亮介率いるペトロールズが、結成10年目にして初のフルアルバムを発表したのがダメ押し。Awesome City Clubから大橋トリオ、Chara、一十三十一らの作品に関わったmabanuaと共に、間違いなく2015年の影の主役でした。ちなみに、林檎のステージにチラリと登場した向井秀徳率いるZAZEN BOYSは、かねてよりロックバンドによるブラックミュージックの独自解釈をひねり上げてきたバンドだったので、2015年に作品が出ていればドンピシャだったはず。まあ、今は吉田一郎のソロと、同じ命題に挑んだBase Ball Bearのアルバムを聴きつつ、2016年に期待しましょう。 「シティポップ」と並んで、2015年のキーワードとなったのが「ポストロック」でした。toeやte’、mouse on the keysにSpangle call Lilli line、そして結成20周年で日本武道館公演を成功させたクラムボンと、日本におけるポストロックの発展に大きく寄与したバンドたちが、そろってひさびさの新作を発表したわけです。僕が監修を担当させていただいた『POST-ROCK DISC GUIDE』が5月に発売されたのですが、この本が企画された2014年には、まさか2015年がここまでのポストロックイヤーになるとは、正直思っていませんでした。これは単なる偶然のようでもあり、最盛期から15年という周期的な理由も考えられますが、ポストロックがジャズとの親和性が高いジャンルであると同時に、様々な音楽的要素を内包した「折衷主義」を基本としたジャンルであることを考えれば、ここにはシティポップとのリンクが見えてきます。つまり、2015年にシティポップとポストロックが盛り上がったのは、音楽の構造的な、折衷的な面白さを見つめ直そうとする動きの表れだったように思うのです。 近年は「ライブの時代」と呼ばれてフェスの影響力が増し、一方ではSNSにおける拡散性が重視された結果、即効性のある音楽が求められ、実際にそういったものが受けていました。しかし、その流れが結果として作品の創造性を奪っていった結果、その揺り戻しが起きたのが2015年だったように思うのです。くるりの岸田さんが、4つ打ちの横行する夏フェスの現状を踏まえた上で、「多分、日本の音楽文化は、これから変わる。複雑な表現をする人が結構増えてきた実感があるけど、全体主義的にシンプルにまとめ上げようとしている大きな力が、そろそろ疲弊してきている気がしている。ポップミュージックの歴史を紐解いていくと、簡単な表現に飽きて、複雑な表現を経て、的を得た素直な表現に変わっていくタームが必ずやってくる」と日記に記したのは、まさにこうした状況を指してのことだったように思われます。the telephonesの活動休止前ラストアルバムが、ここで言う「的を得た素直な表現」だと感じられたのも、非常に印象的でした。 日本におけるポストロック評論の第一人者である佐々木敦氏は『Jazz The New Chapter』に関して、「かつてポストロックが担っていた役割を今果たしている」と指摘しましたが、日本のインディーシーンに目を向けてみると、その直系と言うべきYasei Collectiveや、よりヨーロッパ的なfox capture plan、もしくはD.A.N.、DALLJUB STEP CLUB、skillkillsといったバンドが、現在進行形のエレクトロニックミュージックと向き合った非常に折衷的な音楽性で、現代におけるポストロック的なあり方を体現していたように思います。当時のポストロックのすぐ隣にはエレクトロニカがありましたが、ジャズをテーマに据えていたSerphの新作は時代感的にもジャストだったし、Serphと同じレーベルから作品を発表した服部峻、もしくはMadeggなど、海外におけるARCAやOPNらと共振する新たな電子音楽の担い手の台頭にも興奮を覚えました。 歌もののバンドに目を移すと、LITEやtoeを影響源に挙げるLILI LIMITや、残響レコードの若手でメジャーデビューも決まった雨のパレードは、同時代の海外のインディロックも視野に入れながら、それをあくまでポップに鳴らすことで、現代的なポストロックを体現しているように思います。この2バンドの前にいるのが近作のエンジニアをtoeの美濃隆章が担当しているゲスの極み乙女。で、彼らもブラックミュージックとの接点が強いバンドであることを考えると、星野源と共に紅白に出場を果たしたというのは必然だったような気もしてきます。 こうした動きは2016年により顕在化することになると思われますが、一方ではすでにそのカウンターとなる動きも起きつつあります。シティポップやポストロックが基本的に端正でソフィスティケイトされた音楽であるのに対し、パンク~オルタナの再興が起こりつつあるのです。Ken Yokoyamaの「ミュージックステーション」出演も大きな話題を呼びましたが、その直属の後輩であるWANIMA、もしくは04Limited Sazabysらは大先輩を追い抜かんばかりの勢いで支持を獲得。よりアンダーグラウンドに目を向ければ、元GOING STEADY~銀杏BOYZの安孫子真哉が主宰するKiliKiliVilla発のNOT WONKが大きな注目を集めました。かつて「青春パンク」と一括りにされたバンドたちの中にも、多様性があったことを思い出す人もいることでしょう。やはり、時代は巡るのです。 このように、2015年は音楽地図が様変わりした年だったことは間違いないものの、ベストアルバムの上位にcero、星野源、ペトロールズを選んだように、作品のクオリティという意味では、この状況を作り上げてきた音楽家たちに一日の長があったように思います。アナログフィッシュやザ・なつやすみバンドはシーンの流れとも接点を持ちつつ、独自性のある素晴らしい作品を残したし、plentyを筆頭に、Czecho No Republic、東京カランコロン、ねごとといった若手から中堅へと歩みを進めたバンドたちが、それぞれ手応えのある力作を作り上げたのも見過ごすわけにはいきません。そして、だからこそ、2016年は今年頭角を現した若手が、作品で結果を残してくれることを期待したいと思います。 業界のドラスティックな変化が続き、旧来のシステムでは立ちいかなくなったことに誰もが気づいた2015年。そこに再び新たなシステムを構築しようとする動きに対し、多くのアーティストが「自由なクリエティブこそが時代を作っていく」という姿勢を表明していることは、非常に頼もしく感じられます。2016年も、既存のシステムやルールの外側からこそ、素晴らしい音楽が生まれてくるはずです。 関連 2015年上半期のバンドシーンを振り返る。「シティポップブーム」の本質とは? ポストロックの季節が再到来? 時代のキーワードは「折衷主義」 くるりから考察。複雑な表現が目立った2015年、次はどうなる? #
by ashadeofshyness
| 2016-01-10 22:51
| YEAR IN MUSIC
|