あすかです。
私は現在、頸椎椎間板ヘルニアで、身体が思うように動かないときがあります。

以前も同じように、動けないときがありました。
うつ病を患っていたときです。
おそらく、発達障害の二次障害でしょう。

それでも、ウォーキングだったり、家事だったり、重い腰を上げて少しでも動いてみると、案外ずっと動いていられるものだと、最近になって実感しています。

これを読んでいるみなさんのなかにも、うつ病などでやる気が起きなくて、困っている方もいるかもしれません。

今日は、そんなやる気が起きないときに、脳にやる気スイッチを入れる方法……「作業興奮」について、お話ししたいと思います。

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脳にやる気スイッチを入れる、「作業興奮」とは?


たとえば、億劫だと思っていた掃除も、一度はじめてみたら、だんだん調子が乗ってきて、気がついたら部屋がきれいになっていたということ、ありませんか?

こんな風に、作業をはじめてみると、だんだん気分が盛り上げって、やる気が出てくることを、作業興奮と呼びます。
(この仕組みを発見したのは、心理学者のクレペリンです)

人間の脳には側坐核という部位があって、そこを刺激することによって、ドパーミンというやる気ホルモンが出てきます。

じゃあ、その刺激を与えるには、どうすればいいか?
「とりあえず、動いてみること」です。

掃除なら、とりあえず机の上だけでも整理してみる。
洗濯物を畳むときは、とりあえずタオルのような畳みやすいものから手をつけてみる。
ウォーキングなら、とりあえず靴を履いて玄関の外へ一歩踏み出してみる。

最初から、一気にやろうとしなくてもいいんです。
スモールステップを踏んで、少しずつエンジンをかけていけばいいんです。

そうするうちに、やる気のスイッチが入って、だんだんと動きもはずんでくると思います。


※ただ、「作業興奮」を活用するには、注意点があります。
・十分な睡眠をとって、側坐核を休ませること。
・適度な運動をすること。

……無理は禁物ってことですね。


「作業興奮」私の活用例


頸椎椎間板ヘルニアというと、首だけが痛いと思う方もいるかもしれませんが、実は全身が痛いのです(--;
首の部分の神経が圧迫されていて、その神経は全身をかけめぐっているからです。
特に痛いのは、肩と背中と手足。
首はなぜか、そんなに痛くありません。

そんな状態なので、朝起きるのも辛かったり、起きてからもずっとボーっとしていまうときがあります。

そんな時は、とりあえず窓を開けます。
それだけでも、十分なアクション。
日光も浴びられるので、セロトニンも増えますね。

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※ちなみにこの写真は、そんな風に窓を開けたときに、撮影したものです。

そこで、やる気がだんだんと出てきて、シャワーを浴びにいきます。
肩や背中など痛む部位に、シャワーをかけていると、筋肉の凝りも和らいでくるんですよね。

さらに、ウォーキングに行く気になったら、しめたもの。
ウォーキングから帰ってきたら、不思議と家事も手をつけようという気になっています。


こんな風に私は、療養に励んでいます。
この頃はよく、発達障害の二次障害のうつで苦しんでいた頃を思い出しますが、その頃の自分にも、
「とりあえず、ちょっとずつでも、動いてみるといいよ」
と教えたい気持ちになります。

「作業興奮」
うつの方も、そうでない方も、もしよかったら試してみてください(^-^)ノ

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