普段なにげなく接していても、突き詰めると限りなく深い美学や哲学を感じるものがある。しかし普通に愛用しているだけで、単なる日用品という枠を外して深みを知るのは難しい。手っ取り早いのは、その道の達人に新しい価値観を教えてもらうことだ。第65回の「缶詰blog」黒川氏は、缶詰の深みをじっくりと語ってくれた。今回はTシャツ鑑賞の達人といえるクラゲ氏に話を伺った。
クラゲ氏が情報サイト「東京Tシャツ部」を立ち上げたのは2002年。同志の「入部」を募りつつ、情熱を持って数々のTシャツの情報を伝えている。部員の数は、2003年に100人を突破し、2006年に1000人をクリア、1200人を超えた現在も増え続けている。
移り変わりの激しいネットにおいて、安定した支持を集め続ける理由は何なのか。顔の見えるインターネット 第66回は、Tシャツの魅力とともに、独自のコミュニティを継続的に運営する秘訣について、クラゲ氏に聞いていきたい。
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