マイクロソフト(株)は31日、オフラインのパソコン上でもブログ編集を行なえる編集ソフト『Windows Live Writer』日本語版のベータ版を日本で公開開始したと発表した。米国ではすでに2006年8月に提供されている。同社が提供するブログサービス“Windows Liveスペース”や、SharePoint Server上の企業内ブログなどの編集が行なえる。価格は無料。
Windows Live Writerは、サーバー上にある自分のブログとパソコン側のデータを同期して、パソコン上での編集結果を自動的にサーバー側に反映する機能を備えるブログ編集ソフト。オフライン状態での編集も可能なので、いつでも編集を行なえるとしている。編集画面には使用中のブログのデザイン要素を読み込むことができ、テキストやタグ、画像や表などの入った記事を作成できる。また、Windows Liveの地図検索サービス“Live Search 地図検索”の検索結果を挿入することも可能だ。
対応するブログサービスは、Windows Liveサービスや『Microsoft SharePoint Server 2007』のブログ機能などのほか、MetaWeblog APIとRSD(Really Simple Discoverability)を共にサポートするブログサービスとされている。対応OSはWindows Vista/XP SP2で、Internet Explorer 6 SP1以降と“.NET Framework 1.1”以上がインストールされている必要がある(Vistaは標準でインストール済み)。
正式版の提供時期は未定。価格は正式版も無料の予定である。