マイクロソフト(株)は8日、同社が運営する無料のメールサービス“MSN Hotmail”の後継サービスとなる、“Windows Live Hotmail”を本日提供開始したと発表した。利用は無料。既存ユーザーは、MSN Hotmailへのログイン後に手動で更新できる。
MSN Hotmailからの変更点としては、メールの保存容量を1GBから2GBに増加したほか、同社のメールクライアントソフト“Outlook”に近いデザインとインターフェースの“拡張バージョン”を選択できるようになった(従来のインターフェースも選択可能)ことが挙げられる。このほか、ウイルスを含む可能性があるメールの冒頭を赤で配色して危険を知らせるなどセキュリティー機能を強化したほか、今年2月に発表した携帯端末向けOS“Windows Mobile 6”(関連記事)を搭載したPDA端末のOutlookと、メールや連絡先を同期する機能なども搭載している。
