見つけたほうまでドキドキしちゃう? ヤバイ誤植の数々。
2006年 07月 27日
(本当に息の根を止められた人もいるみたいですが)
誤植(Wikipedia)
・姦淫聖書
1631年に英国で印刷された欽定訳聖書は、のちに The Wicked Bible 、すなわち「姦淫聖書(邪悪聖書)」と呼ばれた。それはモーセの「十戒」の第七条、 "Thou shalt not commit adultery" (汝姦淫するなかれ)から否定のnotが抜け落ちてしまったために、「汝姦淫すべし」と神様が人々に姦淫を勧める聖書となってしまったからである。このため印刷者は処刑され、聖書は回収された。
・『おまけの海藤家』
白泉社の少女漫画雑誌「花とゆめ プラチナ増刊」1998年5月15日号に掲載された加藤知子の『おまけの海藤家』で、登場人物が「自分はおちこんでる」という内容の科白を言うシーンが、「こ」と「ん」が置き換わったためにあらぬ科白となってしまった。「本の雑誌」や宝島社のVOWにも紹介され、漫画界では最大級の知名度を持つ誤植である。
(元記事に画像へのリンクあり)
・「女性セブン」-幻の皇大子
「女性セブン」(2004年12月23日号)は12月9日発売予定であったが、皇室記事の見出しで「皇太子」の「太」が「大」となっていたことに印刷作業の途中で気付いたため、急遽刷り直すことになった。そのため、発売が12月13日に延期された。
・「週刊SPA!」-大正洗脳事件
1989年2月2日発売の週刊誌「週刊SPA!」2月9日号の記事中、「大正天皇」を「大正洗脳」と誤植した箇所があると判明。このため、発行元の扶桑社は同号を発売中止とし、併せて既に発送した分を回収した。
・「老人死ね」事件
上毛新聞の見出しが「殴られ重体の老人死ぬ」と出そうとしたところ、「殴られ重体の老人死ね」となってしまったことで問い合わせや抗議が殺到した。これと似たようなケースに「はねられてお年寄り」、「期待と不安を脳に」、「市が冷たい熊度」、「ビッグマックの愛称で開場した東京ドーム」、「英臭太子」、「中国大便館」「電気自動軍」などがある。
・「観光客を拉致せよ」事件
2005年11月2日宮崎県内で売られたとある新聞社の朝刊のテレビ欄でMRTイブニングというニュース番組の内容を「観光客誘致を!」としようとしたところ、「観光客拉致を! 韓国でトップセールス」となってしまい、後日訂正がなされた。
本が出たり、記事になったあとに、はじめて気づいたりするんだよねぇ。