2013年04月07日
少数派!
新年度となり通勤電車にもフレッシュマンの姿を見かけます。
しかし、1週間前には別れの場面も。
定年退職を迎えた人達との別れです。
皆さん再就職したりして、第二の人生を歩まれることになります。
定年を迎えてもまだ働きたいと思ってる人は、フランスなどでは10数%程度
5人に1人と言ったところでしょうか。
しかし日本では70数%、4人に3人は働きたいと思ってるとの調査結果。
オヤジは断然、4人に1人の少数派です。
なぜなら・・・・・・・・・
前世は、働いたことの無い人間だから・・・・・・・・
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しかし、1週間前には別れの場面も。
定年退職を迎えた人達との別れです。
皆さん再就職したりして、第二の人生を歩まれることになります。
定年を迎えてもまだ働きたいと思ってる人は、フランスなどでは10数%程度
5人に1人と言ったところでしょうか。
しかし日本では70数%、4人に3人は働きたいと思ってるとの調査結果。
オヤジは断然、4人に1人の少数派です。
なぜなら・・・・・・・・・
前世は、働いたことの無い人間だから・・・・・・・・
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2013年01月29日
ブログ3周年!
29日はブログを始めてから3周年となります。
リターンライダーとなり、そして素晴らしい変態さん達と出逢うことによって始めたブログ、
ソロキャン練習会で出逢ったのは昨日のことのように思えるのですが、
もう3年以上経ったんですね~
しかし、時間の感覚がおかしいのは
齢食った証拠か・・・・・・・
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リターンライダーとなり、そして素晴らしい変態さん達と出逢うことによって始めたブログ、
ソロキャン練習会で出逢ったのは昨日のことのように思えるのですが、
もう3年以上経ったんですね~
しかし、時間の感覚がおかしいのは
齢食った証拠か・・・・・・・
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2012年09月03日
2011年03月14日
東北地方太平洋沖地震
2011年3月11日に起きた、東北地方太平洋沖地震、
突然の大地震と、その後の恐ろしい大津波。
被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
そして、亡くなられた多数の方々のご冥福をお祈りしますとともに、
残されたご遺族の方々には、慎んでお悔やみ申し上げます。
その後、現地にて救援活動に従事なさっている多くの皆様、
自衛隊関係者、警察関係者、消防関係者、医療関係者
ライフライン事業関係者、地方自治体関係者、そしてその他
多様な分野での活動をなされている方々、ご苦労様です。
中には、自宅が被災なさった方や、肉親の安否が不明の方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
それにも関わらず、職務を全うなさっていることに敬意を表します。
遠い、東北の地ですが、今回の被災エリアには、過去に行ったことがありまして、
知っている場所だけに、今回の災害が・・・・・・残念です。
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突然の大地震と、その後の恐ろしい大津波。
被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
そして、亡くなられた多数の方々のご冥福をお祈りしますとともに、
残されたご遺族の方々には、慎んでお悔やみ申し上げます。
その後、現地にて救援活動に従事なさっている多くの皆様、
自衛隊関係者、警察関係者、消防関係者、医療関係者
ライフライン事業関係者、地方自治体関係者、そしてその他
多様な分野での活動をなされている方々、ご苦労様です。
中には、自宅が被災なさった方や、肉親の安否が不明の方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
それにも関わらず、職務を全うなさっていることに敬意を表します。
遠い、東北の地ですが、今回の被災エリアには、過去に行ったことがありまして、
知っている場所だけに、今回の災害が・・・・・・残念です。
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2010年02月02日
リターンライダーへの道 その4
幾つかの店を廻りましたが、目標のブツというものは、なかなか無いものです。
じつは、私は普段の生活でもこういう傾向があります。
日用品を買いたい時でも、先週はその品物が有ったはずなのに、
欲しいと思って買いに行くと、もう無くなっていることが。
もしかしたら、徹底的にツイてない人間なんでしょうか。
現物が無ければ、ネット上で情報収集とばかりに、せっせとネット訪問。
しかし、本当に250㏄のオンロードツアラータイプって車種少ないんですよね。
その中で、ZZRは群を抜いて台数多いんだけど、近場の店に在庫が無いとは。
ユーザーのブログや、色々なHPのインプレなどを閲覧。
フムフム……
そういえば、あの店にあったぜルビスもツアラーに分類されていたっけ。
事前調査中のネット検索で、オーナーズクラブのHPがヒットしたことがあったな~
再度覗いてみました。前回は、「ヘェー、こんなサイトがあるんだ」で終わってましたので、
じっくり見てませんでした。
今回はフーンどれどれ・・・V型ツイン36PS・・・ハーフカウル・・・6速・・・
て、ユーザーインプレは?
大きい、重たい、パワーが無い、走らない、曲がらない・・・・良いとこ無いジャン!
販売開始から6年で、不人気による販売不振のため、生産中止となる。
これだけ欠点ばかりならそうかもね~~
でもなぜ、こんなオーナーズクラブのサイトがあるの?とっくの昔に生産中止となっているのに。
まだ活動しているみたい。結構、新会員も増えているような。
良いところもあるの?
え~~OH無しで20万㎞、
へー この人自分でレストアしてるんだ
あれ、女性でも、自分で分解整備や部品交換してるぞ。しかも画像付きで。
おー トラブル時の質問に、専門家みたいな回答が。この人詳しいんだな。
あれ、気が付くとZZRより、ゼルビスの方を一生懸命調べてるぞ。
何で?
実車を見たから?
しかし、あれはボロかったぞ。
続きを読む
じつは、私は普段の生活でもこういう傾向があります。
日用品を買いたい時でも、先週はその品物が有ったはずなのに、
欲しいと思って買いに行くと、もう無くなっていることが。
もしかしたら、徹底的にツイてない人間なんでしょうか。
現物が無ければ、ネット上で情報収集とばかりに、せっせとネット訪問。
しかし、本当に250㏄のオンロードツアラータイプって車種少ないんですよね。
その中で、ZZRは群を抜いて台数多いんだけど、近場の店に在庫が無いとは。
ユーザーのブログや、色々なHPのインプレなどを閲覧。
フムフム……
そういえば、あの店にあったぜルビスもツアラーに分類されていたっけ。
事前調査中のネット検索で、オーナーズクラブのHPがヒットしたことがあったな~
再度覗いてみました。前回は、「ヘェー、こんなサイトがあるんだ」で終わってましたので、
じっくり見てませんでした。
今回はフーンどれどれ・・・V型ツイン36PS・・・ハーフカウル・・・6速・・・
て、ユーザーインプレは?
大きい、重たい、パワーが無い、走らない、曲がらない・・・・良いとこ無いジャン!
販売開始から6年で、不人気による販売不振のため、生産中止となる。
これだけ欠点ばかりならそうかもね~~
でもなぜ、こんなオーナーズクラブのサイトがあるの?とっくの昔に生産中止となっているのに。
まだ活動しているみたい。結構、新会員も増えているような。
良いところもあるの?
え~~OH無しで20万㎞、
へー この人自分でレストアしてるんだ
あれ、女性でも、自分で分解整備や部品交換してるぞ。しかも画像付きで。
おー トラブル時の質問に、専門家みたいな回答が。この人詳しいんだな。
あれ、気が付くとZZRより、ゼルビスの方を一生懸命調べてるぞ。
何で?
実車を見たから?
しかし、あれはボロかったぞ。
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2010年02月01日
リターンライダーへの道 その3
物事に慣れてないとは、恐ろしいもんです。操作ミスりました。
書き込み途中の記事、全部消えました
かなり書き込んで、もう一息のところでした。(大泣)
気を取り直してもう一度
長男の結婚式もあって、忙しなかった5月でしたが、夜な夜な、怪しげなオッサンはネット上で検索しております。なんせ、30年間もバイクの世界から遠ざかっていましたので、どんなバイクがあるのか判っていません。
検索しながら、夢は膨らみます。
リッターバイク・・凄いパワーだろうな。
レーサーレプリカ・・峠道攻めたら面白そう。
オフロード・・若い頃憧れました。林道探索で山の中へ。
待て待て、自分の目的はなんだ? 究極の目的は、日本一周の旅かな。休日にはワインディングロードを楽しむ程度かな。
レプリカだと長距離は辛いか。乗るのにカッコもつけなきゃ。皮ツナギにブーツか。
オフロード車かぁ。昔、憧れてたな。ハスラー、DT-1懐かしいな。ん、足届くのか?
自慢じゃないが、身長は平均以下のくせに、座高はトップクラスだからな。つまり短足
まあ、それは置いといて・・・・夢の世界では、バイクに跨り、颯爽と峠道を疾走するオッサン一人。頂上で停まり、煙草に火をつけ、紫煙をフーッと。・・・・・うっ、渋いじゃないですか。
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書き込み途中の記事、全部消えました
かなり書き込んで、もう一息のところでした。(大泣)
気を取り直してもう一度
長男の結婚式もあって、忙しなかった5月でしたが、夜な夜な、怪しげなオッサンはネット上で検索しております。なんせ、30年間もバイクの世界から遠ざかっていましたので、どんなバイクがあるのか判っていません。
検索しながら、夢は膨らみます。
リッターバイク・・凄いパワーだろうな。
レーサーレプリカ・・峠道攻めたら面白そう。
オフロード・・若い頃憧れました。林道探索で山の中へ。
待て待て、自分の目的はなんだ? 究極の目的は、日本一周の旅かな。休日にはワインディングロードを楽しむ程度かな。
レプリカだと長距離は辛いか。乗るのにカッコもつけなきゃ。皮ツナギにブーツか。
オフロード車かぁ。昔、憧れてたな。ハスラー、DT-1懐かしいな。ん、足届くのか?
自慢じゃないが、身長は平均以下のくせに、座高はトップクラスだからな。つまり短足
まあ、それは置いといて・・・・夢の世界では、バイクに跨り、颯爽と峠道を疾走するオッサン一人。頂上で停まり、煙草に火をつけ、紫煙をフーッと。・・・・・うっ、渋いじゃないですか。
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2010年01月31日
リターンライダーへの道 その2
人生の苦悩と挫折(?)の日々
そして、バイクに目覚めたあの日
この日は、それからバイクを見つけると、思わず見とれてしまい、脇見運転の連続。
今思えば、よく事故ら無かったものだ。
ドライブ中は何も言わずにいたけれど、家へ帰ってからの夕食タイムに、女房に
「バイクが欲しい。買ってくれ!」と心からの叫びを・・
途端に、女房の目が吊り上り、牙をむき出した鬼の形相で一言
「今がどういう時か判って言っているの?」
シュン!・・・・・・そうなんです。次男坊は昨年より、大阪の専門学校へ。そして、今月は長男の結婚式があるのです。結婚て本人達だけのことだと思ってましたけど、親の方も結構金が要るんですよ。
(親父、お袋、今更ながらお世話になりました。アリガトウ)
駄目もとと思い、人生の苦悩を切々と訴え、是非ご再考のほどをと懇願しましたが一蹴されました。
それどころか逆襲です。
「人生に苦しんでいるのは、私も一緒。自分だけと思っているの?私はどうなるの・・・・・・」
この後、延々と小言と愚痴を聞かされました。
(ハイハイ! あなたの人生は終わってますよ。僕と結婚した時点で人生を棒に振りましたよ。「お前はもう死んでいる」・・・・・人生の最大のミスでしたね。)
と思っていましたが、口には出しません。すでに死んでいるゾンビを甦らすと、後の祟りが怖いですから。
はぁ~! どうすべぇ~。
ジッとヘソクリの通帳を見る。
これを使ってしまったら、生活が・・・・・で、出来ない。
この日は、涙をこらえながら眠りに付きました。
しかし、あきらめきれません!!
次の日から、夜な夜なネットで色々バイクを検索する、不気味なオッサンの姿が。
なにせ30年間もバイクの世界から離れていたもんで、どんなバイクが有るのかも判っていません。
アメリカン? レーサーレプリカ? デュアルパーパス? 何のこっちゃ? 判らん。
お値段は?・・・・・ゲッ! 高~~い。 買えないじゃないか。
貧乏オヤジの模索は続きましたとさ。
さて、どうなるか・・・・・[次回に続く]
そして、バイクに目覚めたあの日
この日は、それからバイクを見つけると、思わず見とれてしまい、脇見運転の連続。
今思えば、よく事故ら無かったものだ。
ドライブ中は何も言わずにいたけれど、家へ帰ってからの夕食タイムに、女房に
「バイクが欲しい。買ってくれ!」と心からの叫びを・・
途端に、女房の目が吊り上り、牙をむき出した鬼の形相で一言
「今がどういう時か判って言っているの?」
シュン!・・・・・・そうなんです。次男坊は昨年より、大阪の専門学校へ。そして、今月は長男の結婚式があるのです。結婚て本人達だけのことだと思ってましたけど、親の方も結構金が要るんですよ。
(親父、お袋、今更ながらお世話になりました。アリガトウ)
駄目もとと思い、人生の苦悩を切々と訴え、是非ご再考のほどをと懇願しましたが一蹴されました。
それどころか逆襲です。
「人生に苦しんでいるのは、私も一緒。自分だけと思っているの?私はどうなるの・・・・・・」
この後、延々と小言と愚痴を聞かされました。
(ハイハイ! あなたの人生は終わってますよ。僕と結婚した時点で人生を棒に振りましたよ。「お前はもう死んでいる」・・・・・人生の最大のミスでしたね。)
と思っていましたが、口には出しません。すでに死んでいるゾンビを甦らすと、後の祟りが怖いですから。
はぁ~! どうすべぇ~。
ジッとヘソクリの通帳を見る。
これを使ってしまったら、生活が・・・・・で、出来ない。
この日は、涙をこらえながら眠りに付きました。
しかし、あきらめきれません!!
次の日から、夜な夜なネットで色々バイクを検索する、不気味なオッサンの姿が。
なにせ30年間もバイクの世界から離れていたもんで、どんなバイクが有るのかも判っていません。
アメリカン? レーサーレプリカ? デュアルパーパス? 何のこっちゃ? 判らん。
お値段は?・・・・・ゲッ! 高~~い。 買えないじゃないか。
貧乏オヤジの模索は続きましたとさ。
さて、どうなるか・・・・・[次回に続く]
2010年01月30日
リターンライダーへの道 その1
これから暫くは、過去に遡りますので映像は有りません。悪しからず。
リターンライダーということは、過去に乗っていたことがあるということです。
中学生の頃に、家の近所で親父のスーパーカブを乗り回したことがバイクとの最初のつきあいでした。高校1年生16歳になつて、すぐ試験場へ免許を取りに行き、2回めで合格。めでたく自動二輪の免許を取得したのが40年前のこと。その頃は、限定だ、大型だ等の区分も無いおおらかな時代で、125ccのバイクで検定合格すれば、排気量無制限OKの良き時代でした。
高校、大学、社会人3年目まで、スーパーカブ、CL90、ダックスなどを乗り継ぎ、最後はヤマハのTX650に乗っていました。バーチカルツインで、いい排気音を響かせていたのですが、車と両方を維持することができず手放してしまい、それ以来バイクとは縁の無い生活でした。
50歳になって、その年の人事異動で、上位の職階への昇任がありませんでした。わが社には、昇任する時には、前の職階に何年以上在職という条件があるのです。ということは、あの職階まで達するには最低何年必要かわかります。定年までの10年間では達することができないのです。
落ち込みました。なぜなら、自分のやりたかったことは、あの職階ではないと権限が無いのです。若いときから考えていた、会社内部の不合理な部分に大ナタをふるうには。
まあ、自業自得と言えない事も無いのですが。若いときから、正論をはき、上司に面と向かって反対したり、上司の意見を覆し、顔をつぶしたこともありました。上司とすれば、扱いにくい部下であり、他の部署へ放り出したくなるでしょうね。昇任には当然上司の推薦が必要ですが、推薦したいとも思わなかったでしょうね。しかし、自分のしてきた仕事には自信が有りました。他人よりもこなしてきたという思いも有りました。
でも仕事へのテンションが無くなりました。惰性で仕事をしてました。
突然、話が変わりますが、皆さん昔のトヨタのCMのキャッチコピーで「いつかはクラウン」と言うのを覚えていますか?僕はこのコピーは名作だと思ってます。夢と希望を持って働き、何時かは手に入れるんだと言う前向きな姿勢が好きです。昔の高度成長時代は、多くの人々がこのように「いつかはTV」、「いつかはマイカー」、「いつかはマイホーム」と夢見て働いてきたおかげで、経済大国へと成長できたのだと。
それが今はどうでしょうか?働き続けても給料は上がるどころか、賃金カットにより手取額は下がる一方。それどころか、年齢が上がればリストラの対象となり、退職、出向という仕打ちが。これでは夢も希望も持ちようが無いです。国内の経済活動が停滞するわけです。
幸いにも、わが社はリストラの嵐は吹き荒れませんでしたけど、「いつかは・・・・」の夢と希望を無くした仕事を続けるのはつらかったです。また、その頃同期入社した者の死、そして出世街道に乗っていたわが社の後輩(小中学校の同級生の弟)の死がありました。いずれも病死でしたけど、「死」というものが現実的に感じるようになってしまいました。自分が死んだらどうなるのか?自分史を考えてみました。でも書けたのは
産まれた
生きた
そして、死んだ・・・
三行だけでした。自分の人生には、ドラマや映画になるような劇的な場面は有りませんでした。平々凡々なつまらない人生だったようです。考えれば考えるほど落ち込み、軽い鬱病状態でした。女房も異常に感じたのか、何か趣味を持ったらとか言ってくれます。でも、なお落ち込みます。
2~3年悶々としましたが、50半ばに達しようとする頃に、ようやく前向きに考えれるようになりました。会社が自分のことを評価しないのなら、こちらも会社第一に考えなくても良いじゃないか。自分が第一、家族が第二、会社はその後で良いんだと。単に給料を貰う場所と考えれば、なにも深刻になる必要は無いじゃないかと。気が楽になりました。何か自分のしたいことをやりたくなりました。
自分史の二行目に「楽しく」か「好きなように」を付けたくなりました。
2008年10月に、本屋で登山の本を見つけました。登りたくなりました。一ヶ月に3回山に登りました。達成感があり、気分も高揚して嵌りそうです。無人小屋を利用すると計画が広がり、行動範囲も延ばせそうなので、もうすぐ冬になろうという時に、シュラフとマットも買ってしまいました。テントも欲しくなったのですけど、山用のテントは高かったので、来年にということで冬を迎えてしまったのです。
2009年5月のうららかなある日。北陸の山々はまだ雪の中。登山シーズンには、まだ一月ほどたたないと駄目なため、本日は女房の希望で、飛騨地方の日帰り温泉施設へのドライブ。せせらぎ街道を走っていると、後方より一台の大型バイクが接近。バックミラーで見ていると、カーブの連続している道であったが、気持良さそうに倒して、一気に接近してきている。若いときには、こちらも無理して負けずに走ったものだけど、年食ったらそんなことも無く、抜きやすそうな直線で、左に寄って速度を少し落とすと、滑らかに追い越していった。そして追い越すときに、こちらの心遣いへのお礼か、軽く左手を上げて挨拶しながら。へー、カッコいい、気持良さそう!
俺も昔乗っていたんだな~ 乗りたいな・・・乗りたいな・・・
免許はあるじゃないか・・・乗ろうと思えば乗れるじゃないか!
あの日、私を追い越したライダーの方、フルフェイスでスモークシールドだったため年齢不詳、車種不明だけど、あなた、あなたですよ。オッサンの心に火をつけたのは。
[疲れました 次に続く]
リターンライダーということは、過去に乗っていたことがあるということです。
中学生の頃に、家の近所で親父のスーパーカブを乗り回したことがバイクとの最初のつきあいでした。高校1年生16歳になつて、すぐ試験場へ免許を取りに行き、2回めで合格。めでたく自動二輪の免許を取得したのが40年前のこと。その頃は、限定だ、大型だ等の区分も無いおおらかな時代で、125ccのバイクで検定合格すれば、排気量無制限OKの良き時代でした。
高校、大学、社会人3年目まで、スーパーカブ、CL90、ダックスなどを乗り継ぎ、最後はヤマハのTX650に乗っていました。バーチカルツインで、いい排気音を響かせていたのですが、車と両方を維持することができず手放してしまい、それ以来バイクとは縁の無い生活でした。
50歳になって、その年の人事異動で、上位の職階への昇任がありませんでした。わが社には、昇任する時には、前の職階に何年以上在職という条件があるのです。ということは、あの職階まで達するには最低何年必要かわかります。定年までの10年間では達することができないのです。
落ち込みました。なぜなら、自分のやりたかったことは、あの職階ではないと権限が無いのです。若いときから考えていた、会社内部の不合理な部分に大ナタをふるうには。
まあ、自業自得と言えない事も無いのですが。若いときから、正論をはき、上司に面と向かって反対したり、上司の意見を覆し、顔をつぶしたこともありました。上司とすれば、扱いにくい部下であり、他の部署へ放り出したくなるでしょうね。昇任には当然上司の推薦が必要ですが、推薦したいとも思わなかったでしょうね。しかし、自分のしてきた仕事には自信が有りました。他人よりもこなしてきたという思いも有りました。
でも仕事へのテンションが無くなりました。惰性で仕事をしてました。
突然、話が変わりますが、皆さん昔のトヨタのCMのキャッチコピーで「いつかはクラウン」と言うのを覚えていますか?僕はこのコピーは名作だと思ってます。夢と希望を持って働き、何時かは手に入れるんだと言う前向きな姿勢が好きです。昔の高度成長時代は、多くの人々がこのように「いつかはTV」、「いつかはマイカー」、「いつかはマイホーム」と夢見て働いてきたおかげで、経済大国へと成長できたのだと。
それが今はどうでしょうか?働き続けても給料は上がるどころか、賃金カットにより手取額は下がる一方。それどころか、年齢が上がればリストラの対象となり、退職、出向という仕打ちが。これでは夢も希望も持ちようが無いです。国内の経済活動が停滞するわけです。
幸いにも、わが社はリストラの嵐は吹き荒れませんでしたけど、「いつかは・・・・」の夢と希望を無くした仕事を続けるのはつらかったです。また、その頃同期入社した者の死、そして出世街道に乗っていたわが社の後輩(小中学校の同級生の弟)の死がありました。いずれも病死でしたけど、「死」というものが現実的に感じるようになってしまいました。自分が死んだらどうなるのか?自分史を考えてみました。でも書けたのは
産まれた
生きた
そして、死んだ・・・
三行だけでした。自分の人生には、ドラマや映画になるような劇的な場面は有りませんでした。平々凡々なつまらない人生だったようです。考えれば考えるほど落ち込み、軽い鬱病状態でした。女房も異常に感じたのか、何か趣味を持ったらとか言ってくれます。でも、なお落ち込みます。
2~3年悶々としましたが、50半ばに達しようとする頃に、ようやく前向きに考えれるようになりました。会社が自分のことを評価しないのなら、こちらも会社第一に考えなくても良いじゃないか。自分が第一、家族が第二、会社はその後で良いんだと。単に給料を貰う場所と考えれば、なにも深刻になる必要は無いじゃないかと。気が楽になりました。何か自分のしたいことをやりたくなりました。
自分史の二行目に「楽しく」か「好きなように」を付けたくなりました。
2008年10月に、本屋で登山の本を見つけました。登りたくなりました。一ヶ月に3回山に登りました。達成感があり、気分も高揚して嵌りそうです。無人小屋を利用すると計画が広がり、行動範囲も延ばせそうなので、もうすぐ冬になろうという時に、シュラフとマットも買ってしまいました。テントも欲しくなったのですけど、山用のテントは高かったので、来年にということで冬を迎えてしまったのです。
2009年5月のうららかなある日。北陸の山々はまだ雪の中。登山シーズンには、まだ一月ほどたたないと駄目なため、本日は女房の希望で、飛騨地方の日帰り温泉施設へのドライブ。せせらぎ街道を走っていると、後方より一台の大型バイクが接近。バックミラーで見ていると、カーブの連続している道であったが、気持良さそうに倒して、一気に接近してきている。若いときには、こちらも無理して負けずに走ったものだけど、年食ったらそんなことも無く、抜きやすそうな直線で、左に寄って速度を少し落とすと、滑らかに追い越していった。そして追い越すときに、こちらの心遣いへのお礼か、軽く左手を上げて挨拶しながら。へー、カッコいい、気持良さそう!
俺も昔乗っていたんだな~ 乗りたいな・・・乗りたいな・・・
免許はあるじゃないか・・・乗ろうと思えば乗れるじゃないか!
あの日、私を追い越したライダーの方、フルフェイスでスモークシールドだったため年齢不詳、車種不明だけど、あなた、あなたですよ。オッサンの心に火をつけたのは。
[疲れました 次に続く]
2010年01月29日
初めまして
初めまして。アラウンド還暦を迎えたリターンライダーです。
ブログも初めてです。
ですから、やりかた良く判りません。でたらめやっています。
PCも古いです。機嫌悪くて、電源オンにしても、立ち上がらないことが多いです。
だから、更新もいつできるか不明です。PCの機嫌が良いときにボチボチとしていくつもりです。
何故リターンライダーになったか?
それは追々と記事にするということで。
ブログも初めてです。
ですから、やりかた良く判りません。でたらめやっています。
PCも古いです。機嫌悪くて、電源オンにしても、立ち上がらないことが多いです。
だから、更新もいつできるか不明です。PCの機嫌が良いときにボチボチとしていくつもりです。
何故リターンライダーになったか?
それは追々と記事にするということで。