1年で最も乾燥するのは春?!春こそ本気の乾燥対策を

空気が乾燥する春

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冬が終わり空気の温かさを感じ始めましたね。

「これでやっと乾燥ケアをしなくて済むわ♪」

なーんてうっかり安心してしまってはいませんか?

しかし、空気が最も乾燥するのはじつはなのです。油断はできません。

今回は、春に空気が最も乾燥する理由とその対策方法をご紹介します。

1年で最も乾燥するのが春である理由

春

以下は、年間の岐阜市の湿度変化をグラフにしたものです。

岐阜の最低湿度
出典:e-気象台:春の乾燥

3~4月が最も低い湿度を記録していることがわかります。最低湿度が6%なんて想像もできない数字ですね。

これはあくまでも参考としてあげたものですが、もちろん岐阜市以外にお住まいの方も乾燥対策は必要です。

冬に湿度が低くなるのはもちろんですが、春は冬の低湿度のまま気温が上がるので、肌にとっては一層の乾燥対策が必要です。

気温が上がると「飽和水蒸気量」も増えます。「飽和水蒸気量」とは、一定の空気中に含むことができる水蒸気の量のことです。

冬の湿度のまま気温だけが上がると、飽和水蒸気量は上がっても実際の空気中の水分量は少ないままなので、空気が冬以上に乾燥した状態になります。

水分量

上図は外側の四角が、その温度の空気が含むことのできる水分量の限界「飽和水蒸気量」を、中の丸が水分を表しています。ちなみに、中の丸は2つとも同じ大きさです。

たとえば、5℃の部屋と暖房で暖められた25℃の部屋に同じ水分量が存在するとした場合、25℃の部屋の空気に占める水分量の方が割合は小さくなります(=湿度が低い)。

冬の室内で顔を乾燥させないための暖房対策3選」で上のように書きました。このように、空気中の水分が飽和水蒸気量より少ない状態なので、春も乾燥対策がしっかり必要となってきます。

他の季節は乾燥しないの?

積乱雲

春が乾燥することはわかりましたが、では他の季節はどうでしょうか。

夏は、梅雨で湿度が上がり、また太平洋高気圧によって温かく湿った空気がどんどん入ってくるので湿度は一番上がります。また、秋は湿度が高いまま少し空気が冷えるだけなので、まだ極端な乾燥はしません。

冬はどんどん空気が冷えて飽和水蒸気量が減るため、空気中の水分も減っていき乾燥します。けれど冬は乾燥対策をすることが当然なので、あなたもきちんと対策をしていることでしょう。

しかし、春になると空気が温かくなるので湿度も上がった気分になり、ついつい乾燥対策を疎かにしてしまいがちなのです。

春は前述の通り、飽和水蒸気量に対して空気中の水分がまだ増えていないため、継続して乾燥対策が必要です。

なお、室内の乾燥対策はこちらの記事を参考にしてくださいね。

春に向けての乾燥対策3つ

では、ここからは春に向けての乾燥対策をご紹介しましょう。

1.保湿

フェイスパック

保湿は、冬の乾燥ケアを継続して行いましょう。「今日は暖かいし化粧水だけにしよ~」なんてことはしないように。週に1回、たっぷり保湿できるパックシートマスクを10分ほどすると安心です。

乾燥肌を改善するおすすめの保湿用フェイスクリームはこちらの記事にまとめてあります。

2.日焼け対策

UV対策

春になると日差しも強くなり、暖かくなるので冬と比べて外出する機会も増えます。肌は日を浴びるとどんどん乾燥してしまいます。以下は2015年東京の最大UV値月別グラフです。4月と9月の紫外線量は同程度だって知っていましたか?

UV値年間推移グラフ
出典:気象庁|日最大UVインデックス(推定値)の年間推移グラフ

日焼け止めを塗ったりUV効果のあるファンデーションを使うなどして、日焼け対策もあわせてしていきましょう。

肌に負担をかけたくない美白女子に人気。敏感肌にもうれしい飲む日焼け止めはこちらで紹介しています。

3.気温差に注意

お風呂でリラックス

春は、昼と夜で温度差が出てきて、肌にもストレスが溜まりやすい季節です。冬と同じく熱めのお湯で入浴して、しっかり体を温めてリラックスしましょう。

春は肌だけでなく、喉も乾燥します。喉の乾燥対策はこちらの記事をどうぞ。

さいごに

春が最も乾燥する季節であることが、おわかりいただけたでしょうか?

冬から春に向けて乾燥対策を継続して行い、綺麗な肌で春を迎えてくださいね。

あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願って。

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