このテーマで書くのは、約一ヶ月ぶりになってしまいましたが、 前回の続き でAudibleの.aaファイルをMP3に変換するということで、実際にやってみたいと思います。


まず、単行本『「超」英語法』連動ページ に、AudioBookを買ってAudibleManager でダウンロードしてCD-Rに焼く、という一連の基本的な操作の手順が載っていますので、基本はそちらで押さえておいてください。


今回、参照した情報源は、ムギ様audibleのファイルをMP3にする方法 という記事であります。この記事のリンクを辿っていきますと、Audible Audio file conversion - How To - A Thorough Guide というページに辿り着きますので、このページの内容を元に進めていきます。

aa->mp3変換用道具

今回使用したソフトは、GoldWave 5.10AudibleManager 3.5 です。

GoldWaveはシェアウェアですが、試用中の制限はないようです。

AudibleManagerの現時点での最新版は3.6 ですが、今回は敢えて解説 通りに3.5を使って進めていきます。

この両方のソフトをインストールだけ済ませた時点から始めます。

入力

GoldWaveを起動して、.aaファイルを直接GoldWaveのウィンドウの中にドラッグ&ドロップします。

(他の操作でももちろんOKです。ファイルを読み込ませる操作をしてください)


ID確認  ドラッグ&ドロップすると、こんな感じでAudibleのUsernameとPasswaordの入力を求められますので入力します。

※AudibleManagerの設定がすでに済んでいる場合は、この画面は出ないと思います。


aa入力中

入力を終えると、ファイルの読み込みが始まります。私の環境(Pentuim M 1GHz)だと読み込みに、読み込むファイルが43MBの時で3~4分かかりました。


GoldWave 読み込みが終わりました。この時点で聴くことができますので、Playボタンを押して聴いてみます。

・・・冒頭にブツッというノイズ音が入ってますね。これをまず除去します。


ノイズ除去その1 ノイズ除去その2 ノイズ除去その3
ノイズを除去します。操作手順は、
View->Zoom1:1(左画像)、WaveFormの0.03秒で左クリック(中央画像)、Edit->Trim(右画像)
の順です。これでノイズ除去できました。

MP3形式でセーブ で、変換しちゃいます。

File->Save Selection As...でセーブ画面になったら、


"ファイルの種類"で MPEG Audio (*.mp3) を選択

"Attributes"はお好みで(※解説 だとLayer3, 24000Hz, 32kbps, mono)


保存設定が決まったら保存ボタンを押します。変換が始まります。今回の条件だと変換に20分以上かかりました。変換後のファイル容量は約80MB。


解説 だとCue Point設定してSplit Fileやってますけど、今回はとりあえずできるかどうかを試すということで、複雑なことはせずに変換だけしてみました。


これで、ダイレクトにaaファイルをMP3に変換できるようになりましたから、今までのように”AudibleManagerでいったんCD-Rに焼いてから、CD-RをリッピングしてMP3に変換する”という面倒な操作をしないで済みます。PCで直接再生する方やMP3プレイヤー派の方にとって、AudibleのAudioBookがグッとお手軽で身近なものになったのではないでしょうか。


参考リンク

Audible.com

GoldWave (aa→mp3変換)

単行本『「超」英語法』連動ページ (Audibleの基本的な使い方について詳しい)

audibleのファイルをMP3にする方法ムギ様

Audible Audio file conversion - How To - A Thorough Guide (aa→mp3変換方法の参照先)