こんにちは、そして・・・はじめまして、という方もいらっしゃるかと思います。

いつもよりたくさんの方にブログを読んでいただいているようなので、

少し自己紹介をします。


千葉県我孫子市議会議員の水野友貴(ゆうき)です。

選挙では通称で『水野ゆうき』とひらがなで出馬しています。


私は昨年11月の我孫子市議会議員選挙に初出馬しました(28歳)。

定数28名から24名に減り、32名の8名超えの立候補者が出馬する

大激戦の中、1ヶ月半という超スーパー短期決戦で戦い、

3位(3016票)で当選させていただき、そして現在の私がいます。


政治活動の一貫としてSNSを駆使し、ソーシャルメディア議員としても

現在、我孫子市政に取り組んでおります。


そこで、今回情熱大陸にもご出演した大注目の

フリーランスの安藤美冬さん、そしてブログ『ガ島通信』でおなじみの

藤代裕之さんとご一緒に、ソーシャルウェブ時代に生きる若手代表で

SNSを駆使している政治家として私にお声がかかり、

パネルディスカッション(@日本記者クラブ)に出演することとなりました。


水野ゆうきのゆう can change!!-パネラー【政治経済勉強会】

藤代裕之氏、安藤美冬さん、金正勲先生(今回のモデレーター)、水野友貴


雨にも関わらず、200名もの多くの皆様に来ていただきましたこと

この場をお借りして心より感謝申し上げます。

(※この政治経済勉強会の会費は被災地に送られます。)


水野ゆうきのゆう can change!!-政治経済勉強会風景②

安藤さんからはご自分のフリーランスとしてのSNSの使い方、

とりわけツイッターを駆使しているというお話がありました。


そして藤代氏からはボランティアのマッチング『skillstock

http://skillstock.net/site/index.html  について。

自分のスキルを登録すると自分のスキルにあったボランティアが

出てくるという、なんとも画期的なシステムです。

安藤さんと私も登録しよう、と話しています。


私からは政治家の立場として、どうSNSを活用しているのか、

また選挙期間中どう活用したのか、というお話しをさせていただきました。


私がソーシャルメディアの部分で強調したのは


1.SNSの普及により政治や政治家が身近になった

→政治に関心を持つきっかけに


2.国会議員はマスコミに取り上げられるが、県議や市議は

日々何をしているかわからないので、SNSで日々の活動を更新

→市政・地方議員に関心を持つきっかけに


3.SNSは市民の意見を吸い上げるツール

→市民自治の推奨(私の政策です)


4.SNSで自分の支援者・協力者を募集

→若者世代の政治参加


私の発言でかなり多くの方にツイッターでRTしていただいたのが

この言葉でした。


『地方自治体の能力の差が人の生死まで分けてしまう

だからこそ皆さん、ご自分のお住まいの自治体に目を向けてください』


これは3.11以降、私自身が感じたことで、

選挙期間中も涙を流しながら訴えたことでした。


いつも演説はヒートアップしてしまうのですが、

聴いてくださった市民の方も泣いていたのを見て

自分の言葉で心から伝えれば通じるということを実感した瞬間でした。


そう、ここが安藤さんとは異なる部分です。


安藤さんと私のエネルギーは一緒でも

安藤さんはあくまで『己』で水野さんはあくまで『公』ですよね、

というご意見を講演終了後にいただきました。


安藤さんはSNSを駆使して営業をせずお仕事をされていますが、

政治家にとってSNSは情報を発信するあくまで補助的な役割であり、

大切なことは自分の言葉で直接皆さんにお伝えし、

結局はドブ板であるということ。


そして政治家の給料は皆さんの税金であるということ。

皆さんの貴重な税金であるからこそ、私はあらゆる手段で

こういう仕事しています、と日々発信しております。


毎日ツイッターを更新しているから良いというものでもなく、

ご存知のように、朝駅にたって皆さんと直接意見交換したり、

直接チラシをお渡しすることが政治家の活動には欠かせません。


ただ、SNSというのはリアルタイム性や拡散性があり、
簡易型コミュニティーです。要は使い方。


自分の意見や政策、そして議会情報を即座に流すことができます。


ソーシャルウェブ時代、これを使わない手はありません。

特にこれからの厳しい時代を担うのは我々世代であり、

我々が政治や経済に無関心であるというのは非常に危険です。


だからこそネット世代に訴えかけ、わかりやすい言葉で

市政に関心を持ってもらうのにSNSは大変有効であると考えています。


水野ゆうきのゆう can change!!-政治経済勉強会風景①


事実、昨日も講演会でご紹介させていただきましたが、

私の『後援会』はこれまでのいわゆる政治家の後援会ではなく

部活』にしています。


我孫子ゆうき部』と名付けることで、若者が親近感を持ち、

後援会長も『主将』とし、事務的なことや一緒に明るく駅で

チラシを配ってくれる女性は『マネージャー』としています。


朝の駅頭も「朝練」、夕方は「夕練」、水野本人がいなくてもできることは

「自主練」と名前を付け、会費も「部費」(年1,000円)とし、

部費を納めることができない方や練習に参加できない方でも

支援はするよ!という方は「幽霊部員」としています。


このようなアイディアを生み出すことにより若者の政治参加が推進され、

またこのアイディアをネット上で発信していくことで、

どんどん波及効果が生まれます。


しかも、私の後援会の方々はSNSでお知り合いになった方ばかり。

主将(後援会長)もツイッターでお知り合いになりました。


実際に部員は我孫子にとどまりません。

東京都はもちろん、山梨県、大阪府の方まで入部していただいています。

それは私のSNSの活動を見て支持してくれた方々です。


それだけSNSの影響力は大きいということを

私は政治家の立場として肌で感じています。


昨日、SNSで発信すると様々な批判、バッシングなどもくるのでは?

というご質問がありましたが、確かにこれはあります!


しかし自分の政策や信念が大前提にあり、それに基づいて

発信していることなので、たとえ私の意見と食い違う意見があっても、

私は政党にも会派にも属していない完全無所属状態なので、

全てわたし個人の意見として貫きますし、いただいた批判等が

私が気づかなかった意見や視点で、なるほど!というものであれば

議論しあってどんどん取り入れています。


そしてどうしてリスクを冒してまで選挙に出たのか?

という金先生のご質問。


市議選は一番難しい選挙と言われております。


国政や県政は政党選挙が主体でいわゆる「風」が大きく左右します。

しかしながら市議選というのはあまりにも地域に密着しているため

「風」が吹きにくく、地縁・血縁で決まってしまうことがほとんどです。


その点、私は小学校から米国、そして中学・高校も茨城で

大学、会社は都内。家族や親戚に政治家は一人もいません。

当落なんてさっぱり予想もできず、票読みなんて

自分の家族の分しかできませんでした。


『確かに落ちたら、失職。しかし、じゃあ誰がやる?


という、私の性格なのか(笑)、勇気と決断力があったからです。

正直、覚悟だけです。怖いもの知らずと言われるかもしれません。


ただ、いわゆる地盤・看板・カバンが何もない状況で戦った

私を救ったのは、SNSの力が大きく働いたからだと思います。


これまで、世襲やお金が大きく影響していた政界も

こうしてソーシャルウェブ社会が進んでいる世の中が

政治の世界をも変えているんです。