先日、クリスマスのワークショップを行いました。

こども本の森こうべにて

「からくりスマス からくりおもちゃをつくろう!」

というイベントを12月7日に開催しました。

 

 

とても天気が良くて、気持ちのいい土曜日。

東遊園地はリニューアルして芝生もあり、

フラっと散歩するのも気持ちがいい公園ですよね。

そんな場所にこども本の森こうべはあります。

安藤建築がキリっとしていてかっこいいです。

 

 

今回はクリスマスツリーがくるくると回転するからくりの

おもちゃを製作するワークショップ。

12組の親子が参加できるように企画して頂きました。

募集期間が短かったにもかかわらず、

本当にたくさんの応募があったということで、

抽選になってしましました。嬉しい悲鳴。ありがとうございます!

 

ワークショップには、4歳から参加が可能ということで、

小さいお子さんにも楽しんで頂ける様にプログラムを考えました。

 

刃物(カッターやのこぎり等)の使用は難しいだろうということで、

基本的には釘と金槌を使って組み立てる工程をメインにして、

からくりの部分も、キットのような形で用意していきました。

パーツには、枝を輪切りにしたものなど使用して、

自然の造形を活かし、木の楽しさを感じてもらえるように工夫しています。

 

 

 

ワークショップは、限られた時間の中で、

作品を完成させなければなりません。

しかしながら工程が簡単になりすぎると

達成感、満足感が少なくなってしまいますので、

どのくらいの難易度にするか、そのバランスが難しい。

参加して下さる方の、年齢やスキルなどを考慮しながら

プログラムを準備するのが一番大変な部分です。

 

 

今回は90分でからくり部分、ツリーの部分を完成させて、

色塗りをするところまで行いました。

全員無事に作り上げることができました。

 

ハンドルを回すと、ツリーがぴょこぴょこと上下に動きながら

くるくる回る仕組み。

クリスマスツリーがちょっと楽しそうにダンスしているみたいです。

 

 

木の枝部分は、形やサイズに個性があり、

それぞれの好きな色や模様を描いてもらったので

世界に一つのオリジナルのおもちゃが完成しました。

 

手作りのものは見ていてなごみますね。

クリスマスまで、おうちに飾って遊んで

楽しんでもらえればうれしいです。

 

 

こども本の森の館長はじめスタッフの皆様には、大変お世話になりました。

館の入り口に設置している、からくり募金箱は、

うたたねの山極が製作させて頂いたもので、現在も運用されています。

子供たちの行列ができるほど人気だということで、

この募金箱のからくりを回したい!と家じゅうの小銭をかき集めて

来てくれる子供もいるらしく、今回のからくりおもちゃの企画は

そんな経緯もあり実現しました。

また機会があれば、子供たちに楽しんで頂けるモノづくりのイベントが

出来ればいいなと思っています。

 

 

参加して下さった皆様、関係者の皆様、ありがとうございました!

素敵なクリスマスを過ごせますように~。