住宅を買う時に調べておくことは、どのくらいあるか?
住宅や土地を買おうとするときは、不動産屋さんに説明をしてもらい納得した後に売買契約をかわすことになっています。
この説明を重要事項説明書と言い、普通に説明すると1時間程度、丁寧な説明なら2時間程度かかります。それだけ重要な項目が多いと言うことです。
しかし、不動産を買う時に知っておくべき項目はそれだけではありません。
例えば、地盤の強度・地質や近隣の環境、住宅の状態や品質など、結構重要と考えられる項目は重要事項説明書では説明されません。法律でそう決まっているのです。
しかし、これらの項目は法律で決まっている説明項目と違って、実際に住んでから影響がある要素になります。
購入する人はそれに気づきませんし、当然不動産業者も説明する必要はない。
そのような項目がどの程度あるのか以前書き出したことがありますが、30項目以上出てきました。
つまり重要事項説明書の説明だけでは、100%大丈夫ではないということです。
そこでそれを補完するために「住宅調査書」という書式を作って、誰でも自由に利用して調査できる仕組みを作りました。
これから住宅や土地を購入しようとする人に、是非利用していただきたいと思います。
この書式は、国交省からの支援金で作成したホームページ『住まいの情報ボックス クラシロー』の中にアップしています。お気軽にご利用ください。