※こちらは、スーパーピーアール社発行のメールマガジン「スーパー広報術」に寄稿した記事となります。
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http://ow.ly/3MX3X
すでに日本でも位置情報アプリ十分に熱いですが、PRの切り口として参考にしてください!!
■位置情報アプリが熱い!(1/2)
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こんにちは。林竜三です。
本日は、今アメリカで盛り上る「位置情報戦争」の話題です。
戦争の構図はメディアは好きですね。
「位置情報」を活用したiPhoneやスマートフォン、SNS向けのアプリケーショ
ンへの参入する企業が急増しており、昨年頃から、「位置情報戦争」と呼ばれ
メディアの注目が集まっています。
先駆者である「Foursquare」、「Twitter」などに「Google」をはじめ様々な
アプリケーター企業がしのぎを削っていますが、その目的は、地域の店舗など
のローカルビジネスに広告を出稿させることにあります。
このような動きに伴い、「位置情報」を活用したアプリケーションを、店舗へ
の集客、購買発起・促進・支援、各種プロモーション活動に利用し始める企業
や小売チェーンが急増しているようです。
日本では、「コロプラ」や「国盗り合戦」など、携帯で移動しながら楽しめる
「ゲーム」がそのブームの火付け役となりましたが、「コロプラ」では、リア
ルに店舗や旅行ツアーなどと連携したサービスもスタートしてます。
ちなみに、アメリカでの先駆者である「Foursquare」は、同サービスを用いて
位置登録を行うと、そのステータスが「Facebook」にもアップされる仕組みに
なっており、利用者は既に500万人に達したようです。(日本でも最近は結構
やってる方多いですよね。)
そのような状況の中、多くの企業がアプリケーション提供に名乗りを挙げ、ま
たそのサービスを自社の販売促進、広告宣伝に利用する企業もその利をいち早
く得ようと様々なサービスを試みたりと、まさに位置情報戦争は拡大中で、こ
の戦火が日本にも飛び火するのもそう遠くなさそうです。
■位置情報サービスの注目5企業(2/2)
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さて、日本でも既に紹介されてるサービスもありますが、今、アメリカで注目
されている5つの位置情報サービスとその活用事例をご紹介します。
1)SCVNGR http://scvngr.com/
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コカコーラ社が利用している同社のサービス。ホリデーシーズン中に提携され
た10のモールでコーラの写真を撮影・登録すると、ギフト券等がもらえる仕組
みを提供。
2)Gowalla http://gowalla.com/
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iPhoneを用いて学校やSCなどで位置登録を行い、所定の条件に達すると、称号
がもらえる、スタンプラリーとアイテム探しを組み合わせたサービスを提供。
スミソニアンが利用。
3)Stickybits http://www.stickybits.com/
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アルトイズ(ペパーミント菓子)が利用する同社のサービス。携帯で同社の商
品のバーコードを、Stickybitsでスキャンすると、10ドルのiTunesのギフト券
がもらえる仕組みを提供。
4)whrrl http://whrrl.com/
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アメリカでGSを展開するMurphy USAが利用する同社のシステム。同社の展開す
るGSでwhrrlから位置登録を行うと、最大で、50ドル分の給油が無料でできる
サービスを提供。
5)Shopkick http://www.shopkick.com/
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ターゲットが利用する同社のサービス。消費者が全米242店のターゲットに入
店すると、その位置情報が送られ、ギフトカードやクーポンが得られる来店ポ
イントが加算される仕組みを提供。
以上、いずれもリアルに消費者が利用できるクーポンやギフトカードなどの特
典をデジタルと結びつけたゲーム感覚で楽しめる位置情報サービスがアメリカ
では店舗やブランドのプロモーションに欠かせない存在となっています。
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