【読書日記】どれだけ自己否定できるか?-「3年に一度は『勝利の方程式』を変えなさい」 | ほぼ日blog~通勤読書で継続力を高めよう!~

【読書日記】どれだけ自己否定できるか?-「3年に一度は『勝利の方程式』を変えなさい」

おはようございます。

本日の1冊はコチラ↓



「3年に一度は『勝利の方程式』を変えなさい」 

寺田和正 サンマーク出版



友人で、この本の編集者の綿谷さんからご献本頂きました。

ありがとうございます!


サマンサタバサといえば、今や誰もが知っている人気ブランド。

海外の有名人を広告に使う華やかさとは裏腹に、

そこまで成長するまでのストーリーが赤裸々に書かれています。


「人が成長していくためには、ポジティブに『自己否定』することが

必要なのです。」(はじめにより)


この本で、寺田さんは「感じて、考えて、行動する」という言葉を

キーワードにしています。

感性を磨き、具体的に考えて行動に移す。

その結果から得られた成功体験が「勝利の方程式」です。


ただ、いつまでも同じことが通用するほど世の中は甘くありません。

企業でも、継続的に成長していける企業もあれば、

そうでない企業もあります。

それは、一度手にした「勝利の方程式」を手放せるかどうか

この差だと、寺田社長は言います。


例えば、身近な企業だとマクドナルドは成功していると思います。

時代に合わせて、様々な試みをしていますよね。

価格も柔軟に上げたり下げたりしているし、商品もいろいろと

投入してきます。

失敗したと思えば、すぐに撤退する勇気もあります。

反対に、スターバックスが低迷したのは、勝利の方程式が原因かも

しれません。



この本は、寺田社長の体験を元に書かれています。

私の個人的な印象ですが、成功した人の体験談なのに、

いやらしさを感じないな~という印象を持ちました。


理由を考えてみたのですが、それはすぐに分かりました。

それは、とても素直に、とてもポジティブに書かれているからです。


「運の強さは『言葉遣い』で決まる!」(P112)


と書いているように、ご自身も運を引き寄せるポジティブな言葉遣いを

しているのだな。

というのが、読んでいて伝わってきます。



私が読んでいて一番印象に残ったのは、


「好き嫌いをはっきりさせる」


ということです。


「人間関係は間口を『狭める』ほど広がっていく」(P62)


確かに!と思いました。

個人的な話ですが、実はセミナーや交流会のようなものは、

社会人1年目から行ったことはありました。

そのときは、何も考えずに参加していたので、

ただ参加して、話を聞いて、たまに名刺交換して・・・

それで終わりでした。


昨年から、セミナーや交流会の参加を絞っています。

数は多くなりましたが。笑

でも、知り合う人は多くなったし、その後もお付き合いが続く人も

結構います。


「好きな人が紹介してくれる人はすてきな人であることが多いので、

かえって人脈は広がっていきます」

と書かれていますが、まさにその通りだと私も思います。

この本の編集者である綿谷さんと出会うきっかけも、

まさに紹介だったからです。


思えば、今のようにセミナーに参加するようになったのは24歳。

3の倍数なのは偶然でしょうか。



読んでいて、とてもパワーをもらえる本です。

サマンサタバサの成長の裏側も知ることができて、

読み物としても面白いですよ!






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3年に一度は「勝利の方程式」を変えなさい/寺田 和正
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