西山牧場は繁殖牝馬を50頭所有しています。
どの種牡馬を配合するかが、オーナーブリーダーの醍醐味です。
西山茂行はこの部分を長いこと西山牧場の社員に丸投げしてきました。
西山牧場生産牧場の時代には、所有の種牡馬がいて、その後は専門の配合担当がいましたが、
今は東京事務所が中心になってやっています。
長いこと丸投げの丸投げをしていました。
結論を言うとこれが大失敗でした。
現在の三歳馬の惨状はこの丸投げ配合にあります。
ニシノデイジー1頭だけ活躍していますが、
これは北海道西山牧場従業員の配合でした。
高いお金を払い、配合を頼んだ10頭は完全に未勝利で終わりました。
これは真剣にこの部分に力を入れてこなかった西山茂行の責任です。
配合研究家は西山牧場に来て馬を見たことはこの何十年の間、一度もありません。
やはり、机上の配合理論と馬体は全く違います。
今年はネロを種牡馬にしたので、少し西山茂行の色を出しました。
結果が出るのは三年後、四年後。
全く馬主、オーナーブリーダーは終わりのない旅です。
どこまで行き着くのでしょうか?