世界のホンダ (社内用語)から返信が来たぜ!
とりあえず、2ブロックで答えが出ちゃってる感じです。

参照されたエントリはこれ。


僕がパーソナライズドサーチに否定的な理由|今日のニッパウ


でお返事は以下。

私がパーソナライズドサーチにそれほど否定的でない理由 - PLUG


3年半ほど前に、Y!で検索をパーソナライズ化したいな、と思っていた頃、勘違いをしてはいけないと気をつけていたのは、「検索結果はたった一つの正解のみを示すものではない」ということ。当然ですが、検索結果には多数のリンクが存在し、ほとんどの場合、もっともアテンションをとり、クリックされるのは自然検索結果の最上位のリンクですが、そのCTRが100%になることはほとんどありません。


だとすると、考えるべきは検索結果全体なのです。パーソナライズというと、どうしても最上位のリンクに最適なものを出すことだと捉えられがちなのですが、検索結果を作る側はもう少し緩く、広く捉えていて、少なくとも最初にユーザーが見るページ、つまり検索結果の1ページ目全体で最適な結果を出そう、と考えています。つまり、KPIは「1ページ目でいずれかのリンクがクリックされる割合」であり、防ぐべきは「次のページに遷移されること」です。


 1)大前提として、「検索エンジンは最適解=最上位が常に最適」と考えていない。
  検索結果画面1ページ目のどこかに最適解があれば良いというスタンスもある

 2)その上で、嗜好性によって、10個のリンクのうち1個をパーソナライズドすることは
   価値あるチャレンジである。

ということですね。
なるほど。特に1)が素晴らしい考え方ですね、確かに。

で、ちょっと補足。

僕が提示した論点でいくと、要するにサーチをしている人は
「今日のランチはカレー食いてー!」くらい具体的に何が欲しいか確定している人で、
そういう人に「あなたラーメン好きでしょ?」って言っても意味なくないですか?

という感じです。

そういう意味で、通常メディアに表示されてるリコメンドリンクなどは
「今日何くおうかなー」みたいな人に提示しているという意味で意味があると思います。

今日何食べたいか迷ってる人に提案をするとき、その人の普段の趣味嗜好はとても
貴重なデータです。

ただ、今日何食べたいか具体的な場合も結局、店が1件だと困るのですが、
10件並んでてそのうちの一軒がラーメン屋でも特に困らないわけですね。

というわけですっきりしました。

次は飯か居酒屋ですね。