茨城県鹿嶋市の海岸に打ち上げられたクジラに水をかける地元住民ら
茨城県鹿嶋市の下津海岸で3月4日夜、クジラ約50頭(後刻、52頭と判明)が打ち上げられているのが見つかった。
5日朝から地元住民や同市職員らが救出活動にあたったが、既に半数以上が死んでいた。
茨城県大洗水族館(大洗町)によると、クジラは体長2~3mで、小型クジラのカズハゴンドウとみられる。同館の島田正幸・海獣展示課長(56)は「餌の小魚などを追いかけて遠浅の海に入り込み、方向感覚を失ったのかもしれない」と推測する。死んだクジラは砂浜へ埋めるという。
サーフィンをしに来た東京都板橋区の私立大生、水野正路さん(20)は「自分には水をかけるくらいしかできないが、助かってほしい」と、何度もバケツでくんだ海水をクジラにかけていた。
〔記事は以上です。Source by 読売ONLINE 3月5日11時37分 〕
『宇宙天気ニュース』(Space Weather News)によると、3月1日から4日にかけてコロナホールによる高速太陽風が700km/秒に達し、強い南向き磁場の影響でオーロラが活発に発生していました。
磁場強度が強まり、3月1日13時(世界時1日4時)頃に10nTに達しました。磁場の南北成分が大きく南に傾き、これ以降、半日にわたって-10nT前後の南向きが続き、磁場強度はさらに15nTにまで強まりました。
強い南向き磁場の影響で、磁気圏はかなり活動的になり、磁場が強まり始めた頃から、AE指数は500nTほどの変動になり、その後、太陽風の乱れが強まるにつれてオーロラの強度も強まって、AE指数は1000nTを超える変動を起こしていました。
夜には、アラスカのライブカメラ(Live! オーロラ)でも、とてもきれいなオーロラの輝きを見ることができました。
南極の昭和基地でも観測シーズンが始まり、そのオープニングを飾るようにオーロラの姿が撮影され、動画がネットで公開されています。
〔Space Weather Newsからの転載・引用は以上です〕
生き残った鯨22頭は3月5日の夕方迄に市などによって海に帰され、死んだ30頭は砂浜に埋められたそうです。
茨城県大洗水族館職員は原因について「病気等で方向感覚が狂うという事はあるかもしれないが、詳しい事は分からない」という。
前記、強い磁場の影響だったのか、3月2日愛車のGPSがフリーズしましたが、同じように鯨の方向感覚も磁場の影響で狂ったのではないかと思います。
もしかしたら、これは地震前兆かも知れませんね
先日のニュージーランド地震でも前兆があったのでは…と言われています。
クライストチャーチ地震の2日前(2011年2月20日)にシドニーで見られた帯状の雲
(写真左側が南東=クライストチャーチ方面)
そんな風にシドニーで美しい夕焼けが見られた20日、実はニュージーランド南島の南にぽっかりと浮かぶ小さな島にも異変が起こっていたようです……。
ニュージランドの南にちょこんと浮かぶ小さなスチュワート島。島のほとんどが国立公園に指定されている自然豊かな島ですが、20日、この島の砂浜に107頭ものクジラが座礁していたのです!
※ちなみに、このクジラたちは、発見時すでに半数以上が息絶えており、48頭がかろうじて生きていたそうですが、海へ戻す術がなく、すべて射殺されたとのこと。。(涙)
[21日付けの現地新聞記事:'No alternative' to putting down whales]
クジラやイルカなど、超低周波交信で方角などを認識している海洋性ほ乳類は、ちょっとした磁気や音波の異常によって方向感覚が狂ってしまうため、座礁してしまうと言われています。大きな地震が起きる前には、海底や大気中の磁気や音波、イオンやラドンの濃度などに乱れが生じるとも言われていますので、彼らはこの僅かな変化を敏感に感じ取っているということに。たとえ人間には何も感じなくても……。
今になってみれば、3日前及び2日前にはハッキリと確認できたシドニーでの驚異的な夕焼けも、地震に関連する大気の変化によるものだったのではないか?と思えてきます。
改めてもう一度、当日の写真を見てみると、何やら地震雲とも思えるような帯状の雲とウロコ雲が写っているのがわかります
やはり自然は何らかの危険信号を我々に向けて発信しているようです。
人間がこれに気付き、災害からの被害をいかに最小限に食い止めるか…が重要なのです。