飲める井戸水が少なくなったことや、茶畑など農地の地下水汚染でわかるように、化学肥料や農薬などの無機質は地下へ浸透、土中に閉じ込められた有機肥料や堆肥は腐敗して分解されない腐敗汁が地下へ浸透、共に海洋汚染の原因となる。
それらを食い止める浄化槽の役目は草木と彼らが築いた土壌構造が果たして来たが、人間が作る農地にはそれがない。
有機や堆肥が環境に優しいなど、何処の誰がどのような根拠で言い出したのかわからないが、問題は長年誰もその間違いを道理で指摘出来なかったことだ。
毎年繰り返される表土破壊の間違いは古代から続いている。
肥料使用は有機から化学肥料へ、病気や虫害を抑え込む為にさらに農薬が登場、牛はトラクターに代わり、薬剤散布ヘリコプターまで導入した。
野菜の歴史は病める人間の歴史を見ているようだ。
行き詰った人間はあくなき前向き思考?で、最初から虫や鳥を寄せ付けず、土壌を必要としない室内での水耕栽培まで考案、「早く大きく綺麗に」を目指す野菜製造は止まることがない。
土壌を必要としない農業、肥料や水で短期肥大させる農業・・自然界の仕組みを一切必要としない農産物は自然の産物、大地の恵みなのだろうか。
人の言う安全・安心とは何を示して言うのか、農薬を使わなければ安心なのか、それが本来の植物の姿なのか・・はっきりと道理を示せる人もいない。
食肉も卵も同じことが言える。
自然界の動物はすべて自然界の産物を食べて生命を繋ぐ。
人間界の産物を食べて生命を繋げないのは人間しかいない。それに人間が関わる家畜、ペットなどの生き物達。
それら生き物達が教えてくれているのだが気付かない。
いつまで経っても結果の出ない対策に右往左往する前に、何故繋げなくなったのか人は考えないのだろうか。
それがわかれば元々対策などいらないのだが・・
薬も医療も健康食品も、生活習慣を改める努力も。
健康食品の矛盾
http://ameblo.jp/muu8/entry-11265766145.html
健康食品の矛盾2 具体例で解説2
http://ameblo.jp/muu8/entry-11294183716.html
ガンが勝手に治癒する必要条件
http://ameblo.jp/muu8/entry-12034259517.html
紅葉して自力で冬を乗り切る白菜
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