フランス菓子店「オーボンヴュータン」は4月23(木)に移転拡大にともないリニューアルすることに。
OPENにさきがけ行われたレセプションへお邪魔してきました。
l そもそもオーボンヴュータンとは
※このブログの読者の方にはフレンチ属性でない方もいらっしゃるので、簡単に説明。
店名「AU BON VIEUX TEMPS:古き良き時代」をテーマに、
パティシエ河田勝彦氏が独自にフランスを旅してまわったその先々で出会ったフランス地方菓子・伝統菓子を河田流にアレンジ。フランスの食に精通した評論家をはじめ、長年に渡り多くのフレンチガストロノミー好きに支持され続けています。
店舗は尾山台(本店)、日本橋高島屋に構えています。
パート・ド・フリュイのフレーバーも、10種類以上
オーボンヴュータンといえば、種類豊富な地方菓子・古典菓子。
今となっては本国のパティスリーでも見られなくなったものも、ここに来れば出会うことができます。
日本フランス菓子界の草分け的存在のひとりである、河田勝彦シェフ(左)
文学的かつ独特な河田シェフの世界観が、この業界に残した功績は計り知れず、なによりも
数多くの河田シェフの御弟子さんら いわゆる「河田一派・OB/OG」が今日の日本フランス菓子界を支え、
牽引しているその事実こそが河田シェフの功績を物語っているのではないでしょうか。
左からアンプティパケ及川シェフ、メゾンドプチフール西野シェフ、パティシエシマ島田シェフ、ノリエット永井シェフ、キャトル東社長
プティフール
ヌガー・モンテリマール
カヌレ・ド・ジロンド
パティシエ・シマ島田徹/ 現代の名工桑原先生 / キャトル東社長
ブリオッシュ・ア・テット
(ご招待いただき、ありがとうございます!兄フランクと)
ボンボン・ショコラ
河田シェフご子息:薫さんとも親交の深い、次世代を代表するパティシエたちも多く駆けつけました
クラシックとモダンのマリアージュがたのしめるアンディビデュエルも数多く
★アンディヴィデュエル・・・ひとり用の小さなケーキ。⇔アントルメ
シェーヴルを贅沢に使用したアンディヴィデュエル
目にも美しいタルトフリュイ
コンフィズリーの種類の多さは、圧巻です
プティ・フールセックのアソルティモン
余談ですが、河田シェフのプティフールセックが大好きで、東海道新幹線に乗ると必ず購入してます(★)。
河田シェフご子息の薫さん。
薫さんは、セルクルの活動にも参加いただいています。
▽「確固たる信念を持つこと:オーボンヴュータン河田薫」
http://ameblo.jp/cercle-des-chefs/entry-11895049138.html
そして、リニューアル後注目したいのは、その見事なシャリュキュトリ(※)のラインナップ。
本場顔負けの仕上がりは、パリのシャリュキュトリで長年修業を積まれた次男の力也さんの職人技。
※シャリュキュトリとは・・・・フランス語で豚肉加工品の総称。パテ、ハム、ソーセージ、サラミなど。
▽関連ブログ:「フランスより豚肉使節団が来日」
http://ameblo.jp/momopeche123/entry-11106328573.html
リニューアル後はパティスリー、グラス、アントルメグラッセ、ショコラ、ヴィエノワズリー、シャルキュトリー、トゥレトゥール等、フレンチガストロノミーを贅沢に楽しめるとのこと。本日のひとさら:Plat du Jour (ランチ営業)もいまから楽しみです!
ファサードには「KAWATA Pere et Fils」(河田父と息子) の文字が。
河田ファミリーのみなさん、このたびはおめでとうございます。心よりお祝い申し上げます!!
◆店舗情報:
「AU BON VIEUX TEMPS」
東京都世田谷区等々力2-3-1 / 03-3703-8428
尾山台駅より徒歩5~6分
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