前回の記事はこちら
ここで、前回の平均についてもういちどおさらいをしてみましょう。
文科省のデータによりますと、30代男性の平均身長は172cmでした。
それでは実際に身長が低い人から、高い人までずらりと並んでもらったら、どこのグループに何人くらい人がいるのでしょうか。
これを考えるやり方が「正規分布」といわれる計算方法です。
2番目の普通
正規分布
内容を説明すると、やや小難しくなりますので、簡単に説明すると
男性全員を一箇所に集め、135cm~140cm、150.1cm~155センチのグループ、155.1~160、という風に5センチ刻みで集合してもらうと想像して下さい。
それでもって、一列に整列するとグループごとの人数が少ないところ、多いところが見分けやすくなるグラフの記入方法です。
身長などの平均は、平均値に近いところの人数が多く、離れるほど少ないといわれています。
十分ややこしいですね。
説明が下手で申し訳ありません。みなさん、すでに眠くなっておられませんか?
実際のグラフを見てもらったほうが、イメージしやすいかと思います。

大学受験を経験された人は見たことがあるかもしれません、「偏差値」のグラフと似ています。
もう一度グラフを見てください。
真ん中の黄色いところが中心です。左右に行くほど減っていくのが特徴ですね。
では、ここで問題です。
このグラフをぱっと見たときの印象でお答えください。
グループ5(中心の一番多いグループ)の全体に占める割合を、イメージで数字を書いてみてください。
余裕があれば、グループ1~4についても想像して、書いてみてください。※6~9は同じ数字になります。
さあ、どうでしょうか。しっかり答えは書けましたか?
それでは回答は、こちらです。

回答の下2つの数字はパーセント、一番下は分数で、〇人にひとり、というふうに見てください。
あなたの想像していた数字よりも、多かったでしょうか、それとも少なかったでしょうか。
正規分布は、あくまでもモデルケースですからどんなときでもこの分布になる、というわけではありません。
ただ、思っているよりも「普通」が少ないかな、という印象はなかったでしょうか?
どこまでが「あり」でどこからが「なし」なのかは、皆さんの感覚なので、
私が言うことではありません。
ですが、狭い範囲だけが「あり」であれば、人数が少なくなっていくのがイメージして
いただけたでしょうか。
次回に続きます。
ここで、前回の平均についてもういちどおさらいをしてみましょう。
文科省のデータによりますと、30代男性の平均身長は172cmでした。
それでは実際に身長が低い人から、高い人までずらりと並んでもらったら、どこのグループに何人くらい人がいるのでしょうか。
これを考えるやり方が「正規分布」といわれる計算方法です。
2番目の普通
正規分布
内容を説明すると、やや小難しくなりますので、簡単に説明すると
男性全員を一箇所に集め、135cm~140cm、150.1cm~155センチのグループ、155.1~160、という風に5センチ刻みで集合してもらうと想像して下さい。
それでもって、一列に整列するとグループごとの人数が少ないところ、多いところが見分けやすくなるグラフの記入方法です。
身長などの平均は、平均値に近いところの人数が多く、離れるほど少ないといわれています。
十分ややこしいですね。
説明が下手で申し訳ありません。みなさん、すでに眠くなっておられませんか?
実際のグラフを見てもらったほうが、イメージしやすいかと思います。

大学受験を経験された人は見たことがあるかもしれません、「偏差値」のグラフと似ています。
もう一度グラフを見てください。
真ん中の黄色いところが中心です。左右に行くほど減っていくのが特徴ですね。
では、ここで問題です。
このグラフをぱっと見たときの印象でお答えください。
グループ5(中心の一番多いグループ)の全体に占める割合を、イメージで数字を書いてみてください。
余裕があれば、グループ1~4についても想像して、書いてみてください。※6~9は同じ数字になります。
さあ、どうでしょうか。しっかり答えは書けましたか?
それでは回答は、こちらです。

回答の下2つの数字はパーセント、一番下は分数で、〇人にひとり、というふうに見てください。
あなたの想像していた数字よりも、多かったでしょうか、それとも少なかったでしょうか。
正規分布は、あくまでもモデルケースですからどんなときでもこの分布になる、というわけではありません。
ただ、思っているよりも「普通」が少ないかな、という印象はなかったでしょうか?
どこまでが「あり」でどこからが「なし」なのかは、皆さんの感覚なので、
私が言うことではありません。
ですが、狭い範囲だけが「あり」であれば、人数が少なくなっていくのがイメージして
いただけたでしょうか。
次回に続きます。