妊活とデパス
今回の記事は次の記事とペアになっている。まず前半。
ある日、妊活をしているといい、レクサプロを中止しデパスだけ服用中の婦人が初診した。よく話を聴いてみると、デパスは催奇形性の点で安全と言われ、処方されているらしい。
デパスは日本以外、韓国とひょっとしたら中国くらいしか販売されていないので、あまり催奇形性の評価がないのである。
もちろん、アメリカでも発売されていない。同じ抗不安薬が軒並みDなのに対し、デパスに限って評価されていないので、その産婦人科医は安全と判断したのかもしれない。
デパスは厳密にはベンゾジアゼピンのカテゴリーではないが、Dと判断するのが合理的である。
僕は、レクサプロを中止しデパスだけ服薬するのは、リスクの軽減という点で、より優れているという証拠がないと伝えた。
ある日、妊活をしているといい、レクサプロを中止しデパスだけ服用中の婦人が初診した。よく話を聴いてみると、デパスは催奇形性の点で安全と言われ、処方されているらしい。
デパスは日本以外、韓国とひょっとしたら中国くらいしか販売されていないので、あまり催奇形性の評価がないのである。
もちろん、アメリカでも発売されていない。同じ抗不安薬が軒並みDなのに対し、デパスに限って評価されていないので、その産婦人科医は安全と判断したのかもしれない。
デパスは厳密にはベンゾジアゼピンのカテゴリーではないが、Dと判断するのが合理的である。
僕は、レクサプロを中止しデパスだけ服薬するのは、リスクの軽減という点で、より優れているという証拠がないと伝えた。