二義性、両義性、多義性の話〈3〉?  | tobiの日本語ブログ それ以上は言葉の神様に訊いてください

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mixi日記2022年03月21日から

 下記の仲間。
【自力matomeサイト 二義性、両義性、多義性の話】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12619552711.html
 
 下記の続き。
【二義性、両義性、多義性の話〈2〉?】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12732970579.html

 ずっと放置していた「それは気のせいではないかと」の話。
 これも二義性がある。
1)それは気のせいなのでは
2)それは気のせいなどではないのでは
 なぜこんなことになるのかは不明。
 細かく品詞分解すればヒントになるかも……とは思うけど、かなりメンドーな気がする。
 
 単純に考えるなら、
 1)の意味にしたいなら「それは気のせいでは」
 2)の意味にしたいなら「それは気のせいではない」
 でよいのでは。
 少し加工するなら
 1)なら「それは気のせいでは……ないかと」
 2)なら「それは気のせいではない……かと」
 ってことなんだろう。

 質問してみた。
 この展開は……。
【A「最近、物忘れが激しくて、いよいよボケはじめた気がする」 B「それは気のせいではないかと」】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/12860272.html
===========引用開始
質問者:1311tobi質問日時:2022/03/21 12:10回答数:12件
先日、下記のような会話に接して考え込んでしまいました。
A「最近、物忘れが激しくて、いよいよボケはじめた気がする」
B「それは気のせいではないかと」
 このBの言葉は、下記のどちらの意味だと思いますか。

1)それは気のせいなのでは
2)それは気のせいなどではないのでは

 個人的には、1)2)のどちらの意味にもとれると思います。
 なぜこんなことになるのでしょうか。
===========引用終了

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