下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【25】
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mixi日記2021年05月02日から
下記の続き。
【『記者ハンドブック』への疑問】
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【【板外編8】常用漢字表の話】
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〈1〉に書いたこと。
「例えば」はイヤ
「反面」と「半面」
「かねて」はジジむさい
「貼る/張る」
「癒し/癒やし」
「他/外」
「頃」と「ころ」
「不要品」と「不用品」
「出来上がる」
「薦める」と「勧める」
「医者に診てもらう」「患者を診る」「脈を診る」「医者にミせる」
ほかのネタが少したまったので、書いておく。
まずは、記者ハンの問題と言うより新常用漢字表の問題。
古い常用漢字表に異和感を覚えていたものは、ほぼ追加された。めでたい。これは当方の感覚が優れていたわけではなく、誰が考えたってかえるほうが妥当だったから。
【【板外編8】常用漢字表の話】
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誰←追加
頃←追加
辻←追加されず。字体注意
眉←追加
鍋←追加
鍵←追加
親戚←追加
狙う←追加
蹴る←追加
嬉しい←追加されず
「辻」「嬉しい」が追加されるのは次の機会だろうか。いつだよ(笑)。
ほかでは、下記あたりが有力な気がする。理由? 使う人が多いから(笑)。
繫ぐ。(「繋」ではない。字体注意)。
強靱・靱帯の「靱」。(「靭」ではない。字体注意)
揃える。字体注意
辿る
噛む
なんでもかんでも漢字で書けなんていう気はない。むしろ微妙な例はどんどんかな書きにするほうがいい気がする。
いま書いた「いう」とか「いい」なんてけっこう悩ましい。
ただ、まぜ書きは基本的に美しくないし、動詞も漢字にするほうが意味とりやすいことが多いと思う。とはいえ、無節操に許容するとバカな漢字を使いたがる●●が多いからなぁ。書けなくても変換できる漢字も多いし。
常用漢字表が妙ななことをするから、記者ハンがとばっちりを受けている気がする。
【表記の話17──「ほか」「他」「外」】分別教〈2〉
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漢字以外のネタで、記者ハンの方針に感じる疑問。
●「ぐらい」と「くらい」
===========引用開始
くらい
=位〔名詞〕気位、位が高い、位人
臣を極める、位取り、位に就
く、位負け
=くらい〔助詞〕彼ぐらい、30歳
ぐらい、中ぐらい、どのくら
い
『記者ハンドブック』p229
===========引用終了
【「ほど」 「ぐらい」 「くらい」】〈1〉~〈5〉+〈6〉】
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正直なところ、当方は「ぐらい」と「くらい」の使い分けに迷っている。
↑の記者ハンの記述ではよくわからない。「名詞」の「位」は漢字。そりゃそうだよ。問題は後者の「くらい」「ぐらい」をどう使い分けるか。
昔は「ぐらい」は男性語的、「くらい」は女性語的、と考えていた。必然的に「ぐらい」を使っていた。
どうも正統的なのは「くらい」って気がして、ある時期から「くらい」を使いはじめた。この「くらい」って助詞なんだ、知らなかった(泣)。
信頼できる校正者が明確な見解を示してくれた。原則は「ぐらい」、指示語につくときだけは「くらい」なんだとか。そうか。記者ハンの記述はそう読み解くべきなのか。ただ……自分でも実践する否かは迷っている。
それくらいのことは10年ぐらい前からわかっていた……ってするの?
●「出会う」と「出合う」
===========引用開始
であい・であう
=出合い・出合う〔一般用語〕川
と川が出合う〔合流〕、出合い
頭、出合い茶屋、本・動物など
との出合い
=出会い・出合う〔主に人と人と
の場合〕旧友との出会い
〔注〕「出遭う」は使わない。特別な
思いを込める場合は人以外にも「出
会い」を使ってよい。
『記者ハンドブック』p350
===========引用終了
ちなみに、「あう」の使い分けに関しては、「好ましくない出来事に出くわす」ときは「遭う」を認めている。熊と出くわすのは「遭う」らしいけど、「出遭う」ではないらしい。出合い頭に事故に「遭う」ってことらいい。
問題は「思いを込める場合」ってヤツ。おそらく、生涯の座右の書なら「出会う」なんだろうな。最愛のペットも「出会う」かな。知らんわ。災いをもたらす人との「デアい」はどう書くんでしょう。
●「聞く」と「聴く」
===========引用開始
きく
=(訊く)→ 聞く〔一般用語〕意見
を聞く、うわさを聞く……
(略)
=聴く〔特別用語・身をいれてき
く〕音楽・講義を聴く……
(略)
〔注〕きく態度によって使い分ける。
複合語では一般に「聞」を使う。
『記者ハンドブック』p212
===========引用終了
なんとなくのイメージでは、「聴く」を使うのは音楽限定って気がしていた。
おそらく、「聴講」とか「事情聴取」あたりは真剣に聴くんだろう。
居眠りしながらでも、ソファにねそべりながらでも、音楽は「聴く」だろう。
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