猛暑ですね。


私は来年の3月11日まで、国会/議員会館の中では極力階段を使うと決めていますが、最近はシャツを絞れるほど汗をかいてしまいます。



急に暑くなった時に心配なのが熱中症。体がまだ慣れていない事もあり、ダウンしやすくなります。
室内で「節電しなくてはいけないので・・・」とエアコンをoffにしたままでは、本当に生死に関わることもあります。
そんな時に活躍するのが、消費電力がエアコンの何分の一かで済む扇風機。
ここ数年は使っていなかった人も、家の押し入れの奥に捨てずに置いてあったりしますから、探してみましょう。



さて、東京電力は「電気予報」を発信して、節電を呼び掛けています。それによると、14:50現在は94%。少し、焦りますよね。



しかし、不思議な事が一つあります。



2日前の月曜日にみんなの党の柿澤さんや、東京の区議会・市議会議員の仲間と共に六本木ヒルズの発電所を見学に行きました。
元々、六本木ヒルズ内にある六本木エネルギーサービス発電所は「特定電気事業者」と言って、ヒルズ内だけに電力を供給する事を許されています。しかし、大規模停電を回避する為に、東電からの要請を受け、3月と4月は電力を4000KWも販売していたそうです。ところが、電力不足が確実視されている7月と8月に関しては、まだ「要請」が来ていないそうです。



東電は本当に、この夏は電力不足に陥ると思っているのでしょうか?
だとしたら、何故、六本木エネルギーサービスに買い取りの要請をしないのでしょうか?
本当は足りるはずなのに、敢えて「停電の可能性」を情宣し、原発や電気代の値上げを正当化しようとしていたら?
もしくは「独占企業」なので、直前の申し入れで、買い取り価格も自由に決められると思っているのでしょうか?
様々な疑問が浮かび上がってしまいます。



昨日の株主総会を見ても、東電の経営陣(+関係閣僚や上級官僚)がまともな感覚を持っているとは思えません。
隠ぺいを止めさせ、事実を元にしないと、正しいエネルギー政策は作れません。