最近の買い物時の新たな趣味を紹介します。それは、人の買い物カゴの中身を見て、その人の外見(若さ)や健康状態を推測することです。これは、結構な確度が高い、面白い推測だと思っています。最も近場にあるスーパーに昼間行ったとき、ある人は、買い物カゴに「青魚の刺身と缶ビール1本」が入っていました。そのおじいさん(70代半ばくらいだと思う)は、足取りも軽く、背骨もまっすぐで、顔色も、顔のシミなどはあまり目立たず、健康そうでした。昼間から、一杯やるのでしょうが、つまみにするものが、「青魚」で、アミノ酸スコア100のフィッシュタンパク質と脳の構成成分であるDHA・EPAが、しっかり取れる青魚を摂取しているのです。一方、別のスーパーで、買い物かごが、「チューハイのロング缶5本くらいと、酒のつまみにするのであろう柿の種」と、晩飯にするのであろう、コンピニよりひと回り小さいパックに入っている「冷やしたぬきうどん」だけが、入っていたおじいさんは、スーパーのレジ打ちの人との「お車ですか?」という会話も、めんどくさそうに、手でジェスチャーして、「いいえ」とめんどくさそうに答えており、人との会話も覚束なくなる、認知症の初期症状ではないかと思いました。食事の量も小さいパックに入っている「冷やしたぬきうどん」だけでは、少なすぎるんですよね。買い物かごに、「納豆」みたいなものがたくさん入っている高齢者の人は、行動がアクティブでした。全般的に、肉などの動物性タンパク質が、買い物かごに入っている人は、健康そうな老人が多いという印象を受けます。「ヤクルト」なんか取ってる人は、若い人でも、健康志向そうな人が多い印象を受けます。一方、菓子パンなどが買い物かごに多い、糖質が多い食品を取っている老人は、老け込んでいる印象を受けます。買い物カゴに、たっぷり動物性タンパク質(肉・牛乳・タマゴ)や植物性タンパク質(豆腐・納豆)や発酵食品(納豆・ヨーグルト・ヤクルトなどの乳酸菌飲料・チーズ)やフルーツ(バナナ・みかんなど)が、バランスよく、入っている買い物かごを目指すのが、背骨がまっすぐで、顔にもシミなどが少ない、健康長寿につながるのではないかと推測しています。50代に入ったら、買い物かごの中身の再点検は、必要だろうと思っています。