菊屋の武蔵野うどんダブル | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

武蔵野うどんは川越系、所沢系、東村山系、小平系と色々あるが、面積単位で一番武蔵野うどんの店舗数が多いのが東村山市である。
その中でも群を抜いて人気があるのが菊屋であるのは東村山市民は皆了解するであろう。
その菊屋が移転したのか新店舗を作ったのかはよくわからないが、以前の店と比べると比べ物にならないくらい東村山駅から近いところに店舗ができていた。


午前11時から営業しているが早いと午後1時過ぎには麺が全て売り切れその日は店じまいとなる。
それに、麺の茹でたて、天ぷらの揚げたてを食べたいのなら、オープン時の11時に来るに限る。
店内はまだ新しく、ジャズボーカルが流れていた。


さて、武蔵野うどんの肉汁とカレー汁の2種類のつけ汁がつくダブルを頼んだ私はひたすらできあがりを待つ。
程なくして、麺茹でたて、つけ汁作りたてのダブルがカウンターテーブルの上に届けられた。


麺はシコシコとしている。
噛むと程よい弾力があり、かすかな塩味が感じられる。
まさにうどんの旨みが口の中に広がっていく。


それを肉汁とカレー汁2種類で食べられるのだから幸せこのうえない。


肉汁はコクがあって手打ち麺によく絡む。


カレーのつけ汁は、辛さが絶妙で味のバランスがいい。


それに揚げたてのかき揚げ天がつく。


この店で食べるなら、茹でおき、揚げおきのものではなく、午前中の11時に来て、茹でたて、揚げたてのものを必ず味わうべきだと思う。