マスターコース あとがき | ぢろぐ ~ 馬鹿が日本を元気にする!!

マスターコース あとがき


先日の10月マスターインターンに参加した学生への


厳しいメールを、折角なので転記しておきます。






土曜日は、台風の中、お疲れ様でした。
ちゃんとした閉会の儀が行えなかったのでメールにて。




1.マスターチャレンジに関して。


まずは、台風の中、お疲れ様でした。
みなよく頑張ってました。
でも、それだけ。
頑張っていたのだろうが、全チームが負けです。
ゴールしたときに1位であることに安心と喜びを表したJBチーム。
悔しさのかけらも感じられないAチーム、Bチーム。
Cチームのみ悔しそうにはしてましたね。
“必死”で1位を目指しましたか?
JBチームは、皆より何か有利だったのでしょうか?
差は何でしょうか?
ビジネスの世界で言えば、ただ一言。「負け」です。
結果を事実として受け止めてますか?
これから出る社会は、甘くありません。
負ければ食っていけないのです。
負けたのに食べられたお好み焼きはどんな味でしたか?
甘い日本の大学生らしい感想を聞かせてください。




2.マスターコースに関して

どれだけ成長できましたか?
場を取りに来た姿勢は評価しましょう。
でも参加することで成長なんて出来ません。
成長する意志と行動があってこそ成長です。
参加する前と後で、何が変わったのか?
意識が変わったなんて認めません。
意識が変わっていれば、具体的に行動が変わるものです。
行動が変わっていない意識なんて、ただの自己満足です。




3.最後に

今回、5回目か6回目のマスターコースの運営をして、
改めて大変だと思いました。
運営するほうも。
何のためにしているのか?
国を支える志士が生まれるためです。
少なくとも無償で、驚異的な機会を得たことに感謝して、
活躍することで恩返しして欲しい。
僕らは歴史と世界のナカで生きている。
自己中心的な生き方をしないで、歴史の中で生きてこその価値を見出して欲しいです。


では、みなのこれからの活躍を祈念して。




平成19年10月30日

蔵元二郎