茨城県動物指導センターの収容頭数が130頭を超え限界に近づいていることを聞き急遽センターに行ってきました。
久しぶりに訪問したセンターは、以前に来た時とは様変わりしていました。
以前は殺すための施設であったものが、今は生かそうとする施設に変わろうとしています。
6年前には年間2158頭の犬を殺していたのが昨年は338頭までに減少することができました。
これにはNPOの団体の皆さんやボランティアの皆さん、現場の皆さんの頑張りによるところが大変大きいと思います。
茨城県が殺処分ゼロを目指して大きく一歩を踏み出したのが、2年前に我々自身の手で制定した「犬猫殺処分ゼロ条例」です。
さらにゼロに近づけるのには、ここがしのぎどころ、踏ん張りどころです。
考えられる全ての手を打つべきで、やれる事は直ぐにやる事です。
たとえば、収容している全頭のネット発信や、県主催の譲渡会をセンターだけではなく、県庁やショッピングモールなどの人の集まるところで実施するなど、目に見える努力が求められています。
さらに敷地内にある空き地を活用して、ドックランを整備し収容犬の健康管理に配慮するなど出来ることは直ぐにやる事です。