2018年3月18日

 午前9時過ぎ。新幹線で地元に向かっている。午前10時30分にスタートする重要な行事に遅れて飛び込む。その後も群馬日程が続く。

 一昨日の3月16日は亡父の命日だった。終日、親父のことを考えていたが、ブログには書かなかった。今日は群馬県議会議長だった義兄の命日。姉の住む伊勢崎の実家でお線香を上げさせてもらう。

 朝のフジTV「新報道2001」に生出演した。番組の最後に、同席した立憲民主党の福山哲郎・幹事長と共産党の小池晃・書記局長から、「自民党は、明日にも佐川前国税庁長官の証人喚問の議決に応じて欲しい!」と言われた。「それは自分の決めることではない!」と答えた。

 そのとおりだとしても、与党の議員としてこんな他人事のような言い方をするべきではなかった。(ガクッ)せめて、「それは与野党のしかるべき人たちが協議して決めることだ!」と言うべきだった。(反省)

 昨年、参院予算委員長として委員会審議に関わった。予算案の審議が始まった後は、毎日が真剣勝負だった。森友・加計問題をめぐる野党の追及は厳しかった。その中で与野党の全ての質疑を聞き、議事を仕切ったのは自分だ。最後は何とか予算案の可決という最大の責務を果たすことが出来た。

 安倍政権を守り、予算を成立させなければならない与党の委員長としての使命を意識しつつ、それでも可能な限りフェアな議事運営に努めたつもりだ。参院らしい質疑を実現するため、野党にも配慮した。森友問題に関する会計検査院への検査要請を議決し、森友学園の小学校建設予定地も視察した。

 委員会審議では、当時の佐川理財局長から、「交渉記録はない」「面会記録は廃棄した」「学園側と価格交渉は一切、行っていない」という答弁を何十回も聞いた。

 財務省の説明によれば、佐川前局長は決裁文書改ざんを知っていたとのこと。ということは、あの時の佐川氏の答弁は全て虚偽だったということになる。当時の参院予算委員長として、これは断じて許せない!(怒X20)予算委員会、いや国会審議そのものが愚弄されたのだ。

 今日から森友決裁文書の問題は「書き換え」ではなく、「改ざん」という表現に統一する。

 あ、もう高崎駅。この続きは次回のブログで。

 

追伸:体感だと、安倍内閣の支持率はそれでも30%台に留まっている気がする。ただし、不支持率が高い。5割近いひとが政府に不信感を抱いている感じだ。