ブルース・スプリングスティーン『ザ・リバー・ボックス』制作日記:プレス・リリース発行&字幕入れ作業


ボスの『ザ・リバー・ボックス』が遂に情報公開。ここまでくるまで2転3転。ご迷惑をおかけした皆様すみませんでした。。。

元々はもう1週間早く発表される予定だったんですが、10月16日(金)の日本時間午後23時に解禁すると連絡があったんです。ところが、いきなり繰り上がり13時に解禁となるとその数時間前に連絡があり、英語版のプレスリリースも届いたんですが、そこから訳さなくてはならなかったため、結局16時くらいに日本版のプレスリリースは出しました。

そのプレスリリースはこちら

ブルース・スプリングスティーン驚異の7枚組『ザ・リバー・ボックス』発売!『ザ・リバー』発売35周年記念。4CD52曲、3DVD(2BD)4時間収録。豪華ボックスセットで登場!

http://www.sonymusic.co.jp/artist/BruceSpringsteen/info/460306


最近は情報統制が超厳しくて。。。

現在字幕入れ作業をしておりますが、まだ字幕入れのためだけ用にメールで送られてきたくらいの映像ファイルなので、画面のど真ん中にはどーんと「コピーするなよ」文字があって、クォリティ的には商品クォリティでは全然ないんですが、それでも1980年のTempeのライヴ映像があまりにも凄すぎで、なんと表現していいものやら言葉が見つからないほど!キレッキレの若きブルースの姿。


このライヴ、レーガンが大統領に選ばれた翌日のライヴなんです。
「ゆうべの大統領選は怖い結果だった・・・多くを背負う君たち若者のために歌うよ」
と語ってから「バッドランド」へ突入するんです。そこが、もう、かっこよすぎでシビれます!

そしてメイキング・ドキュメンタリー『The Ties That Bind』は『Born To Run Box』や『Darkness Box』での秀逸なドキュメンタリー映像に匹敵する素晴らしさ。まさに”あの感じ”で、これまたグッとくるわけです。ちょうどブルースは1979年9月23日で30歳。その頃レコーディングをしてたんでしょう。そのころを回想してブルースはこんなことを言ってます。


「30歳になったころ、
いろんなことを考えてたんだ。社会をまとめるものは何なのか。人と人がつながるという奇妙な縁について考えていた。傍観者ではなくその中に入りたいと思った。ただのコメンテーターや観客や観察者でいたくはなかった。何らかの形で積極的に関わりたかった。『ザ・リバー』にはそういう思いが込められてる。"Ties That Bind”=人と人の結びつきさ・・・」


まだパーツ的には届いていないのですが、白箱(ダミーの印刷されてないパッケージ見本)が届きましたが、今回はちょっと横長でかなりずっしりと重量感ございます。中にはハードカバーの分厚い本(写真集とかでしょうか?)、そして7枚の盤が収められる見開きのジャケと、たぶん詞書かれてると思われる本のようなもの。35周年に相応しいパッケージとなってます。内容もパッケージもとんでもないシロモノです。

 

凄さがわかるトレイラー(ライヴ映像の一部も)とゴキゲンな未発表曲「ミート・ミー・イン・ザ・シティ」も公開されました。

「ブルース・スプリングスティーン驚異の7枚組『ザ・リバー・ボックス』から豪華パッケージと収録内容の一部、未発表ライヴ映像も初公開!」

http://www.sonymusic.co.jp/artist/BruceSpringsteen/info/460371

こちらのトレイラーではライヴ映像の一部も見ることができます

●トレイラー



●未発表曲「ミート・ミー・イン・ザ・シティ」



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